2022年3月8日、株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長兼COO:鷲谷 聡之、以下:ACSL)の子会社であるACSL1号有限責任事業組合は、固定翼の長距離無人航空機の開発と災害対策DXを推進する株式会社テラ・ラボ(本社:愛知県春日井市、代表:松浦 孝英、以下:テラ・ラボ」)に対して出資したことを発表しました。
ACSLは2022年2月28日に中期経営方針「ACSL Accelerate FY22」を公表し、経済安全保障の強化や航空法改正に伴う有人地帯上空における目視外飛行(Level 4)の緩和や免許制度などの整備が進む中で、「持続可能なグローバル・メーカーへ」変遷することを目指し、事業を推進しています。
中期経営方針の事業戦略の1つとしてESGに関する取り組みを強化しており、顧客企業力と社会の強靭化をはかり、事業を通じた社会課題の解決と持続可能な世界の実現を目指しています。中でも、防災・災害領域においては、消防庁・自衛隊との連携や災害時のドローンによる支援の無償化などに積極的に取り組んでいます。
テラ・ラボは、長距離無人航空機TERRA Dolphinの開発および広域災害対策情報支援プラットホームTERRA Cloudの社会実装を推進し、防災・減災の強化を目指し、地域社会の未来を守るため宙を駆け巡る事業の実現を目指す企業です。
本出資を通してACSLは、テラ・ラボがこれまで様々な自治体と連携し作り上げてきた広域災害対策情報支援プラットホームと、ACSLのセキュアな国産ドローンを組み合わせることで、災害対策DXをより発展させ、両社が目指す防災・減災が強化された社会の実現を目指していくとのことです。
出典:株式会社ACSL「ACSL、CVCよりテラ・ラボに出資 セキュアな国産ドローンによる災害対策DXを推進」