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Parrotが新ドローン「ANAFI USA」発売!32倍ズームカメラ搭載

2020.07.01

Parrotが新しい産業用ドローン「ANAFI USA(アナフィ ユーエスエー)」をリリースしました。

「ANAFI USA」はアメリカ合衆国で製造されており、中国製ドローンのセキュリティの懸念がある昨今、名前に「USA」を入れることで米国製の安心感を売りにしています。

ANAFIシリーズの改良された性能に加え、サーマルカメラ及び32倍ズームカメラを搭載、強固なセキュリティー機能、ポータブルかつ耐久性に優れたデザインとなっています。価格は7,000USD(約75万円)です。

本記事では、この新製品「ANAFI USA」について解説していきます。

32倍ズーム・サーマルカメラ搭載

前述の通り、「ANAFI USA」は32倍ズームカメラを搭載しています。

2つの2100万画素のカメラにより、最大5kmの距離から対象の詳細をはっきりと確認できます(以下画像)。

また、FLIR社のサーマルカメラも搭載しており、操縦者はホットスポットの検出もできます。

こちらのカメラでは、最大2km離れた場所の詳細を見ることができます。
以下の画像では、ドローンが高度40mからソーラーパネルをズームかつサーマルで捉え、ホットスポットを検出しています。

この機能は、例えば消防士が火事の現場に到着したとき、視覚的に火事の現場を容易に把握できるようになります。

ポータブルかつ高性能な機体性能

「ANAFI USA」は、ポータブル性に優れた折り畳み可能なドローンです。
ポータブル性に優れているだけでなく、ドローンを展開し、電源を入れ、デバイスとリンク、離陸するまでの操作を55秒未満で完了できます。

また、「ANAFI USA」はGPSなしで屋内動作も可能、家の中で離陸して窓から外に飛び、また家の中で着陸することもできます。本体重量は約500g、最大32分間のフライトが可能であり、離陸の際の音響レベルはわずか79dBです。

加えて、「ANAFI USA」はIP53認定を取得、雨天での飛行に適しています。風速15m/sでも高品質の映像が保証されており、耐水性、耐風性、防塵性を備えた産業用ドローンです。

安全なセキュリティ

「ANAFI USA」は、機密を扱うユーザー向けに設計されたドローンであり、セキュリティ機能を第一に考えています。

撮影した映像はSDカード上で512bitのAES-XTSアルゴリズムを使用して暗号化されます。万が一、ドローンやSDカードを紛失、盗難されてもデータを読み取られる危険はありません。

また、安全なWPA2 Wi-Fi接続をすることで、送信機と「ANAFI USA」のリンクも暗号化されています。

新しいフライト機能

「ANAFI USA」は、FreeFlight 6アプリによる使いやすい飛行オプションを複数使用できます。

飛行計画を事前に設定することで自動飛行、目標追跡を容易に行うことができ、チーム全体がミッションを簡単に実行できるようになります。

正確なGPS座標の取得にも優れており、詳細な位置情報を提供し、地上の作戦指揮官が行方不明者や危険物などのターゲットをすばやく見つけることもできます。また、ドローンが自動でホームに戻るRTH機能では、特定のホームを選択することも可能です。

加えて、業界をリードするマッピングソフトウェアPix4Dreactと互換性があり、ファーストレスポンダーがパソコン上で画像を正確な2Dマップにすばやく変換できます。その他にも、複数のソフトウェアと連携しており、これらの機能は「ANAFI USA」をサポートします。

日本での発売は?

以上、Parrotの新製品「ANAFI USA」について解説してきました。

気になるのは「日本でも販売される?」という点ですが、日本での販売は未定となっています。

「ANAFI USA」はアメリカ合衆国での使用を重要視しており、同社の日本のホームページにも製品に関する記載がありません。今後の「ANAFI USA」の評判と、同社の販売戦略に期待が集まります。

【2020年7月7日追記】

日本での販売が開始されました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

出典元:Parrot | ANAFI USA

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