テラドローンが屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」に「シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還)」を実装

テラドローンが屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」に「シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還)」を実装

2026年8月4日、Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下:テラドローン)は、日本国内で開発・製造する自社開発の屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」に、飛行中の通信途絶リスクに対応する新機能「シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還)」を実装したことを発表しました。

本機能は、日本財団とDeepStarによる共同技術開発プログラムのもと、ChevronおよびShellをはじめとするコンソーシアムのメンバー企業から得た実運用に基づくフィードバックを反映して開発しました。

機能開発の背景

「Terra Xross 1」は、LiDARおよびビジュアルセンサーの両方を搭載することで優れた飛行安定性を実現するとともに、同用途の従来機種に比べて約3分の1という高いコストパフォーマンスを兼ね備えた屋内目視点検用ドローンです。導入における価格および技術面のハードルを大幅に引き下げることで、重要インフラをはじめとするさまざまな分野において、安全かつ効率的な屋内ドローン点検の普及を加速してきました。

テラドローンは、現場の要求に製品を的確に反映させるため、日本財団とDeepStarが設立した共同技術開発プログラムに参画しました。

DeepStarは、ChevronおよびShellをはじめとする大手石油・ガス企業が参画する、世界的に認知された海洋技術開発コンソーシアムです。本プログラムは、日本財団とDeepStarの戦略的パートナーシップを通じて、エネルギー分野における技術革新、安全性の向上、脱炭素化の推進を目指しています。

テラドローンは、このグローバルな枠組みを活用し、ChevronおよびShellをはじめとするコンソーシアムの中核メンバーと密に連携し、各社が有する豊富な実務知見と現場からのフィードバックを、日本製ドローン「Terra Xross 1」の開発に取り込みました。

屋内の閉鎖空間、かつGPSが届かない環境でのドローン運用には、通信の途絶といったリスクが伴います。テラドローンは、「Terra Xross 1」に「シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還)」を導入することにより、通信断絶のリスクを低減し、機体を失う懸念なく、オペレーターが広範囲の点検を安全かつ確実に実施できる環境を実現しました。

機能概要:「シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還)」

「シグナルリカバリー機能」は、飛行中に機体がコントローラーとの通信を失った際に自動で作動する安全機能です。通信が途絶すると、機体は自動的に元の経路に戻るように飛行して信号の再接続を試み、通信を復帰させます。

本機能により、屋内施設、貯蔵タンク、ボイラー室、地下構造物など、電波が遮られやすい環境においても、機体喪失のリスクを低減することが可能になります。これにより、長距離かつ広範囲にわたる点検作業を、一層安全に実施できるようになります。

今後の展望

テラドローンは今後も、世界中のインフラ企業・点検事業者との強固なパートナーシップを築き、実際の現場課題に即した実用的な機能開発を進めます。

テラドローンは、産業用ドローンソリューションのリーディングカンパニーとして、実運用のフィードバックに基づく迅速な製品改良を継続し、世界のインフラのレジリエンス向上と保守コストの最適化に貢献します。

出典:Terra Drone株式会社

関連求人情報

ニュースの最新記事