水上ドローン「マリンドローン」年間300時間の実証運航 – JMA・日本災害救助研究所・一冨士本店

水上ドローン「マリンドローン」年間300時間の実証運航 – JMA・日本災害救助研究所・一冨士本店

2026年2月17日、JMA(正式名称:一般社団法人日本マルチコプター協会、本社:東京都世田谷区、代表理事:工藤 政宣)・日本災害救助艇研究所株式会社(本社:岡山県岡山市北区、代表取締役:工藤 政宣)・株式会社一冨士本店(本社:岡山県岡山市北区、代表取締役:工藤 政宣)(以下:マリンドローン共同開発チーム)は、既に開発を発表している水上ドローン「マリンドローン」について、2025年度に実施した各種実証試験の結果を報告しました。

本リリースは、マリンドローン開発発表(2023年6月1日付)に続く、実証フェーズにおける進捗報告となります。

年間300時間の運航を完遂

2025年度において、性能確認試験・耐久試験・デモンストレーション運航を含め、合計300時間の実証運航を完遂しました。期間中、重大なトラブルは発生せず、遠隔操縦および機体制御の安定性を確認しています。

主な実証試験内容

  1. 赤外線カメラによる倒壊家屋内部捜索デモテスト赤外線カメラを搭載し、倒壊家屋内部に取り残された要救助者を想定した探索テストを実施。一軒あたり約30秒で内部確認を完了し、迅速な初動スクリーニング能力を実証しました。
  2. 夜間暗視カメラ搭載テスト夜間環境下で暗視カメラを用いた捜索テストを実施。500m先の対象物を検知することに成功し、夜間・低視界環境下での有効性を確認しました。
  3. 長時間連続運航テスト1日あたり5時間の連続運航を6日間実施(合計30時間)。 遠隔操縦・通信・推進系統の安定稼働を確認しました。

マリンドローン共同開発チーム代表 工藤政宣からのコメント

「本年度の実証運航において、300時間に及ぶテストを無事完遂できたことは、技術的な前進であると同時に、安全性と信頼性の検証という意味で大きな成果だと考えております。
マリンドローンは、人が立ち入ることが困難な水域や危険区域において、初動の状況把握を担う存在として開発を進めてまいりました。
今後は量産仕様機の開発を加速させ、社会実装に向けた取り組みをさらに推進してまいります。」

今後の展開

現在、量産仕様機の開発および設計最適化を進めています。引き続き実証データの蓄積と機体改良を重ね、社会実装に向けた取り組みを推進します。

マリンドローン共同開発チームは、水上無人モビリティ技術を通じて、安全で持続可能な社会の実現に貢献します。

出典:一般社団法人日本マルチコプター協会

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