2026年2月10日、株式会社アップスダウン(代表取締役:藤井 裕也、所在地:神戸市北区道場町日下部1716、以下:アップスダウン)は、ドローンの飛行安定性を保ちながら、吹き下ろしの風(ダウンウォッシュ)を水平方向に変換する特許技術「ドローンの風向き変換部材」を開発したことを発表しました。

本技術により、従来ドローンの導入が困難であった施設園芸分野における作業の効率化、人材不足の解消を目指します。また、本技術の製品化および販売体制の構築に向け、協力できるパートナー企業の募集を開始します。
開発の背景:施設園芸が抱える課題
受粉作業における「蜂」や「手作業」への依存は、気候変動や人手不足のリスクと隣り合わせです。 この課題への解決策としてドローンの活用が期待されていますが、従来のドローンは、真下に吹き付ける風(ダウンウォッシュ)の特性上、多段棚や作物の上を覆う固定具がある環境、天井の低いハウスなどでは導入が困難であり施設園芸の規模拡大と自動化を阻む大きな障壁となっていました。
特許技術「ドローンの風向き変換部材」について
アップスダウンが開発した「風向き変換部材」は、ドローンのダウンウォッシュを最大90度まで水平方向に変換することが可能です。
将来的な構想
私たちが目指すのは、風向きを変えることの先にある「受粉プロセスの完全自動化」です。本特許技術をコアとして、今後はAIやセンシング技術との統合を視野に入れ、更なる進化を目指します。
操作の自動化
誰でも簡単に扱えるよう、操縦スキルを必要としない安定した再現性のある飛行
AI画像解析の導入
最適な飛行ルートをリアルタイムで形成。また開花状況や株の状況をAIにより分析・管理する
複数機の同時飛行の可能性
ドローンを複数機同時飛行させることにより、受粉作業にかかる時間を大幅に短縮
環境制御システムとの連携
ハウス内の環境システムから、温度・湿度データを取得し、受粉に最適な環境とシンクロすることで受粉不良のリスクを軽減。
製品化・販売に向けた協業パートナーの募集
アップスダウンでは、この特許技術を用いた製品化および販売を促進するため、協業パートナーを募集しています。
- 本部材を用いたドローン製品の開発・製造に協力できる企業
- 本技術を活用した製品の販売・販路開拓に協力できる企業