2025年3月8日、DRONE SPORTS株式会社（代表取締役：小寺悠、以下：DRONE SPORTS）は、大阪工業大学が枚方キャンパスに新設した大規模実証実験施設「DXフィールド」のオープニングイベントにおいて、最新の点群測量ドローン『Rangle 6』などを用いたデモンストレーションを実施しました。
以下写真は、Rangleシリーズの最新機種「Rangle 6」です。
「DXフィールド」は国内最大級の大実験空間（約W30×D40×H20 m）で、天候に左右されずに多種多様なデジタル技術を用いたスマートモビリティサービスの実証実験を行える屋内施設です。
大阪工業大学に新設されたDSフィールド
本イベントでDRONE SPORTSは、当社所属のプロパイロットによるマイクロドローン飛行デモを実施したほか、『Rangle 6』を用いたデモではドローンの撮影データがリアルタイムに3D点群データ化する様子を初お披露目しました。
新製品「Rangle 6」初のお披露目
『Rangle 6』は、「屋内リアルタイム点群測量（屋内3Dスキャン）に必要な性能を満たしかつ小型化を図ること」を最優先に設計された機体で、非GPS環境下の狭小空間にも対応しています。
機体サイズ40φ程度の小型ドローンによる屋内安定飛行と、リアルタイム3D点群データ化の大画面投影を通じて、DRONE SPORTSは本イベントのオープニングを演出いたしました。
また、本イベントに先立ちDRONE SPORTSは、『Rangle 6』を複数ルートで飛行させて施設全体を3D化する取組も行っており、イベント当日にはその成果物である「DXフィールド」3Dスキャンデータを用いて、来場者向けにドローン屋内点群測量の概要や方法などを説明するプレゼンテーションも実施しました。
以下写真からは、DXフィールドの点群データが取れていることが分かります。
以下写真は、舞台上でパイロットが実演した様子です。後ろの投影モニターにはリアルタイムで点群データとFPV視点の映像が映し出され、たくさんの参加者がドローンに注目している様子が分かります。
今後は、最新の点群測量ドローン『Rangle 6』のさらなる技術開発と品質向上に向けて、2月下旬より実施中のテスト運用を強化するとともに、2025年6月頃（予定）のサービス提供開始を目指します。
