2024年7月22日、大型物流ドローンの販売を手がける株式会社トルビズオン(本社:福岡市、代表取締役:増本衞)は、西日本高速道路株式会社九州支社と、大型物流ドローンである「DJI FlyCart30」を使用した果樹肥料の搬送実験を行いました。実験は、関門ON AIRのラジオパーソナリティ、ノッポさんが経営する海峡レモンファームで実施されました。この実験を通して、ドローンが農業や災害対応、物流配送などの分野でどのように活用できるかを実証しました。
背景
2024年7月23日、トルビズオンはNEXCO西日本および下関市と連携し、関門ON AIRのラジオパーソナリティであるノッポさんが経営する海峡レモンファームにて、DJI FlyCart30を使用した果樹肥料(35kg)の搬送実験を行いました。
この実験には下関市役所の職員も見学に訪れ、ドローンが農業だけでなく災害対応や物流配送にも有効であることをアピール。当日は気温が35度を超える真夏の炎天下で、ドローンが軽々と肥料の搬送を行い、ウィンチシステムを活用することで、配送地点に着陸せずに肥料を届けることができました。
また、NEXCO西日本や下関市職員とのディスカッションでは災害搬送、離島への物資輸送、農林分野での活用から物流事業での利用まで様々な分野での活躍可能性についてブレインストーミングを行いました。
関門ON AIRでの収録
その後、トルビズオン代表の増本は関門ON AIRのラジオ収録に参加し、S:ROADを活用して地域の空のインフラを構築する計画や、これまでのNEXCOとの連携実績を紹介しました。
増本自身が下関出身であることを紹介した後で、以前下関で実施した配送実験、佐賀県多久市で行われている大規模な空路整備事業を例に挙げ、今後も地元下関と連携して空路開拓を推進していく意向を伝えました。番組公開は8月を予定しています。
関門ON AIRについて
関門ON AIRは、NEXCO西日本が運営する地域連携メディアで、2021年6月から開始されました。
2024年7月現在、関門ON AIRは3周年を迎え、徐々に地域に浸透しつつあります。放送回数は400回を突破し、リスナー数も300人を超えるなど、着実に成長しています。関門ON AIRは、音声とウェブを融合させた新しい形の地域連携メディアとして、関門地域の魅力発信と活性化に貢献しています。
トルビズオンについて
トルビズオンは、DJI FlyCart30などの産業用ドローンの販売を手がける企業です。
国家ライセンスを取得できるドローンスクールの運営や、ドローン空路整備サービス「S:ROAD」の開発・運用も行っています。「S:ROAD」は、定期航路となるドローンの飛行空域を可視化し、ドローン産業の社会実装を推進します。
出典:株式会社トルビズオン