2024年5月30日、株式会社ナイルワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小嶋 康弘、以下:ナイルワークス)は、宮城県登米総合産業高等学校の生徒に自動飛行ドローンによる除草剤散布の実演を行いました。
自動飛行ドローンで、除草剤散布
宮城県登米市は、平坦な穀倉地帯で古くから米づくりが盛んな地域です。環境に負担をかけないように農薬・肥料の使用量を減らした環境保全米の発祥地であり、米づくりの副産物の稲わらやもみ殻を畜産に活用する耕畜連携の先進地でもあります。
登米総合産業高校の農業科では、環境保全米の栽培やスマート農業などの実習も豊富です。生徒たちに未来の農業を知ってほしいという登米総合産業高校からの依頼を受け、ナイルワークスは、農業科作物専攻班の3年生3名を対象に自動飛行ドローンによる除草剤散布を実演しました。
触れて、対話し、考える。
ナイルワークスのスタッフは、先端技術を活用した農業の可能性を伝えながら、国産自動飛行ドローンNile-JZ Plusによる除草剤散布を行いました。触れて、対話し、考える。農業への理解が深まる機会になればと考えています。
ドローンを見た生徒たちは、「自動で均質に散布でき、作業時間も短くて、感動!」「スマートフォンで操作でき、私にもできそう!」と笑顔で話していました。さらに、ナイルワークスでは、ドローンの飛行情報を監視サーバに送信し、エンジニアがリアルタイムで状況把握をしているので、「遠隔でも、農作業現場をサポートできる体制は、安心で心強い!」と驚きの声もあがりました。
次世代へつなぐ農業と食
日本の就農人口の減少、世界の飢餓人口の深刻化、環境問題による食糧生産の危機など、様々な社会課題に直面しています。ナイルワークスが、今、そして未来のためにできること。その一つとして、次世代への農業教育の活動に取り組んでいます。培ってきた技術や知見を伝え、体験を通して、農業や食への興味関心を高める活動です。
ナイルワークスは、この農業教育の活動を通して、私たちの生活が、農業によって支えられていると実感してもらえることを心がけています。農業は、暮らしや文化に結びついています。それを支える自然環境、生産者による農作業、作物の価値について、考え行動する機会を創出することで、持続可能な社会への一歩につながると考えています。
ナイルワークスは今後も、未来を担う若者に対して、自然環境の保全、農業の面白さ、食の大切さへの理解を促進する活動に力を注いでいくとのことです。
出典:株式会社ナイルワークス