2023 年7月28日、株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷 聡之、以下:ACSL)は、インドネシアに拠点を置く SORA GROUP INDONESIA(以下:SORA GROUP)との間で、物流、インフラ点検、災害時調査、農業、安全保障分野などにおける、ASEAN 市場でのACSL製品の販売、サポート、修理及びサービス支援を行う戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(以下:MOU)を締結したことを発表しました。
MOU締結の理由及び内容
世界のドローン市場では、地政学的リスクの高まりや不安定な世界情勢などから、経済安全保障やセキュリティ対応への関心が高まっています。ACSLは、セキュリティが担保された国産ドローンを有しているのみならず、産業用ドローンのハードとソフトの技術を併せ持つとともに用途に応じた用途特化型ドローンを展開しており、企業向け対応および用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能であり、海外におけるセキュアなドローンへの需要にも適応することができる可能性が高く、海外での需要の拡大を見込んでいるとのことです。
SORA GROUPは、インドネシア全土において、官公庁向けにセキュリティや防衛に関する高度な技術とソリューションを提供し、これまで数多くのプロジェクトに参画していました。
ACSLは、今後のASEAN市場での販売拡大のため、SORA GROUPとの間で、物流、インフラ点検、災害時調査、農業、安全保障分野などにおける、ASEAN市場でのACSL製品の販売、サポート、修理、サービス支援を行う戦略的販売代理店パートナーシップに関するMOUを締結しました。
今後、SORA GROUPと共同でASEAN市場での販売促進の取り組みを強化していくとともに、ACSLよりドローン機体やその部品を提供し、ASEAN市場への展開を進めていくとのことです。
SORA GROUPの概要
- 名称:SORA GROUP INDONESIA
- 所在地:Citra Towers North Tower, 16 Floor Jl. Benyamin Suaeb Kav A6, Jakarta – INDONESIA
- 代表者の役職・氏名:Commercial Director Vino Romano
- 事業の内容:官公庁向けのセキュリティ、防衛関連技術及びソリューションの提供
- 設立年月日:2018年1月8日
- 大株主:PT. Plasma Inti Media
- 上場会社とACSLの関係:
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
今後の見通し
ACSLの2023年12月期の連結業績予想については、国内の売上高においては前連結会計年度と同等以上の売上高を見込むものの、海外における売上高については現時点で適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、連結業績予想の開示を見合わせています。
上記、MOU締結による業績への影響につきましては、ACSLの売上に貢献するものと考えており、実際に販売される機体数等につきましては現時点で未確定であり、業績への影響は未定です。
現在、その他の要因を含め業績について精査中であり、今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに開示するとのことです。
出典:株式会社ACSL「SORA GroupとのASEAN市場における戦略的販売代理店パートナーシップに関する 覚書(MOU)の締結に関するお知らせ」