トヨタ自動車と製造現場での業務改善に向けた新たな取り組みを開始 -Skydio

トヨタ自動車と製造現場での業務改善に向けた新たな取り組みを開始 -Skydio

2023年2月13日、AIによる自律飛行技術におけるグローバルリーダーであるSkydio合同会社(本社:東京都港区、代表:柿島 英和、以下:Skydio)は、トヨタ自動車株式会社とSkydioのドローンを活用し製造現場の業務改善に向けた新しい取り組みを開始しました。

Skydio 3D Scan™機能を用いて撮影したデータを3Dモデル化し、現場の継続した業務改善を実現します。本導入にあたっては、パートナー企業の支援のもとに行われ、工場内での使用や機能の検証を進めていくとのことです。

Skydioのドローンは、特徴であるAI、Visual SLAMによる自律飛行技術により、屋内や非GPS環境下、磁界環境下でも安定した飛行を実現します。ドローン機体上下に配置した6つのカメラが構造物や対象物を認識し、3Dデータ処理に必要な画像を自動的、自律的に撮影します。

また、撮影対象物と一定の距離を保ちつつ、機体ポジションの制御も自律的に行うため、効率的に高精度かつ高忠実度のデータがシンプルな操作で取得できます。

トヨタ自動車様が取り組みを開始した背景

トヨタ自動車株式会社 BR生産本部デジタル変革Gr 下西 隼人のコメント

「先端技術を活用し常にカイゼンに取り組んでいる弊社では、生産設備の立ち上げにはデジタル技術を上手に活用し検討リードタイムの短縮を常に行っています。その中で業務効率を向上させる為に現場環境のモデリングを行っていますが、今回更なる効率化を狙いSkydioのドローンを利用した実証実験を開始しました。Skydioの高度な3D Scan™ 機能を使う事で、データ取得の自動化については目途がつきそうです。今後は取得したデータの2次活用の手法について関係各社からお知恵を拝借しながら、更なる効果の刈り取りを目指して活動を続けていきます。」

本取り組みは、株式会社FLIGHTS、株式会社WorldLink & Company、株式会社進和、株式会社BTCなど複数企業の運用支援のもとに行われています。

Skydioの特徴

Skydioのドローンは、AIによる自律飛行技術、360°全方位障害物回避機能を搭載し、安全な飛行を実現します。マニュアル操作ドローンでは飛行が難しい非GPS環境下や磁界環境下においてもVisual SLAMにより安定した飛行が可能なため、特に橋梁やインフラ等の点検業務に適しています。自律飛行技術によって、複雑な構造物もあらゆる角度から精確かつ自動的に撮影できるため、Skydio 3D Scan™機能を使い優れた3Dモデルを提供します。

「Skydio 2+」は、重量800g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大27分と軽量でコンパクトな設計です。低温下や高温下といった過酷な環境下でも利用可能な耐久性と、夜間飛行を実現する赤外線カメラを搭載し、特殊なミッションに適した「Skydio X2」は、重量1,325g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大35分と、頑丈な機体で長時間飛行可能な設計です。

遠隔操作を可能とするRemote Ops(リモートオペレーションズ)ソフトウェアを搭載したドローンポート「Skydio DOCK(スカイディオ ドック)」は、 最小、最軽量、最もスマートなクラウド接続型のドローンステーションで、現場の点検・監視、マッピング、状況確認などのタスクの可視化を屋内外や距離を問わず、世界中のどこからでも自律的に実行できます。

出典:Skydio合同会社

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