2022年5月24日、ドローンの社会実装に求められる人材育成・環境整備を手がける株式会社スカイピーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高野 耀、以下:スカイピーク)は、愛知県豊川市(市長:竹本 幸夫、以下:豊川市)及び新城市(市長:下江 洋行、以下:新城市)と東三河ドローン・リバー構想推進協議会において「地方創生に関する包括連携協定」(以下:協定)を締結しました。
本地域における、ドローンを通じた持続可能な地域産業の更なる活性化に向けて取り組みます。
背景・目的
スカイピークは更なるドローンの社会実装に向けて、産業分野における人材育成を軸に事業展開をしており、本地域での活動においては、持続可能な経済活性化に向けた地域主体の実証実験の支援や次世代人材育成を目的とした目視外飛行オペレーター育成活動、社会受容性の向上に向けた講演や環境整備といった活動を共に行ってきました。
そして東三河ドローン・リバー構想推進協議会では、自治体・地域企業・地域外企業が一丸となり、ドローンを中心とする未来技術の活用により、先進的な新技術検証や新産業創出に向けた取り組みを継続的に推進しています。
今回の連携により、来るべき「操縦ライセンス制」や「レベル4飛行」(有人地帯上空での補助者なし目視外飛行)の実現を踏まえて、本協議会が令和4年度から新たに立ち上げた人材育成チームにスカイピークが参画し、地元企業とともに地域の次世代人材の育成や、新産業創出を推進する体制の整備を進めます。
取り組み内容
取り組み内容は以下の通りです。
- ドローンの社会実装に向けた人材育成に関する事業
- ドローンを活用した地域産業の活性化に関する事業
- ドローンの社会実装に向けた実証実験及び環境整備に関する事業
- ドローンの社会受容性向上のための普及活動に関する事業
- 地方創生の実現に関し必要な事業
東三河ドローン・リバー構想推進協議会について
愛知県三河に位置する豊川市・新城市は、自動車産業を核とした製造業を基幹産業とし、新たな製品開発に要する加工・生成技術を強みとした未来技術の社会実装に取り組む土壌が育まれています。
また、都市部と中山間地区が隣接し、地域内を縦断する河川や内湾がコンパクトに集約された地理的条件を有しています。経済活動を支える多様な団体と行政が一体となって、未来技術の社会実装を通じた地方創生の深化を図り、ドローン・エアモビリティに関する新産業の集積をはじめとする、地域経済の活性化及び地域課題の解決に向けた取組みを推進する目的で設立した官民連携の協議会です。
株式会社スカイピークについて
国土交通省登録管理団体/講習団体として、ドローンの社会実装推進に向けた産業分野における人材育成を軸とし、教育プログラムの開発、操縦ライセンス事業、そして実証実験をはじめとした新技術検証及び新規事業開発を行っています。スカイピークは「操縦ライセンス制」への対応及び、「レベル4飛行」(有人地帯での補助者なし目視外飛行)実現を目指した次世代の高度人材育成に留まらず、社会実装を推進する上で重要な地域の方々の安心感や信頼感を高めるための「社会受容性」向上への取り組みも積極的に行っています。“ドローンやエアモビリティに関わる人”を総合的に支援することで新産業創出へ取り組むと共に、ドローンと共存する社会の実現を目指します。
出典:株式会社スカイピーク「【NEWS】愛知県豊川市・新城市と「地方創生に関する包括連携協定」を締結」