2022年4月25日、社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村 卓也、以下:センシンロボティクス)は、アメリカ合衆国のドローンメーカーSkydioの日本法人Skydio合同会社(本社:東京都港区、代表: 柿島 英和、以下:Skydio)とソリューションパートナーとして業務提携を開始、それに伴い正規販売代理店契約を締結しました。
この業務提携により、エンドユーザーの業務課題に対して、Skydio製ドローンの優れた特徴を活用したソフトウェアシステムを含むソリューションの構築、実オペレーションへの導入、導入後のアフターサポートといった、ドローン利活用の全フェーズをシームレスに提供することが可能となります。
すでに顧客向けのデモンストレーションや、ENEOSカワサキラボでの実プラント設備に向けた様々なトライアルを実施しており、具体的な用途開発を行っています。
Skydio製のドローンは、AIとVisual SLAM(VSLAM)を活用し、ドローン自身でルートを決定して安全に自律飛行するという特徴を持っています。
またこれらのAI・VSLAM、各種ソフトウェア機能を活かし、下記のような利用用途が可能です。
- 対象物に接近した飛行/近接撮影・衝突回避および自律飛行機能
- 非GPS/磁界環境での安定した飛行制御
- Skydio 3D ScanTMを用いた品質の高い3次元モデリング作成に有効なデータを手軽に取得
- Skydio Cloudと連携した飛行管理・データ同期等の各種クラウド機能の利用、センシンロボティクスのソフトウェアシステムとの連携
Skydioの持つ安全に自律飛行する機体と、センシンロボティクスが強みとするソリューション構築・社会実装力を組み合わせることで、ドローンの自律飛行や、飛行中・飛行後のフライトログ管理、カメラ等のセンサーデータ管理の一元管理が可能です。インフラ点検、現場管理、防災・災害対応等の幅広い分野において、より安全かつ高効率な完全自動化ドローンソリューションの提供が可能となります。
センシンロボティクスとSkydioは、今後も相互のノウハウ・技術を活用し、より安全で高性能なソリューションの実現に向け連携し、ロボティクス技術の産業利活用を推進していくとのことです。
出典:株式会社センシンロボティクス「センシンロボティクス、Skydioと業務提携を開始」