2022年1月12日、イギリスのエアタクシー開発メーカーであるBellwether Industries（ベルウェザー インダストリーズ、以下：Bellwether）は、ドバイにて同社の開発したeVTOL（電気稼働の垂直離陸型パッセンジャードローン）の飛行テストの様子を公開しました。
公開された動画では、同社の空飛ぶクルマの様子を確認できます。しかし、この空飛ぶクルマは上昇こそしましたが、自動車のようなスピードある直進などは見られませんでした。
Bellwetherによると、過去2年間で飛行性能を改善すべく、問題をいくつかのフェーズに分けて解決に取り組み、今回の飛行テストの結果には満足しているとのことです。同社は今後も継続的な改善を進め、完璧な空飛ぶクルマを実現していくとのことです。
今回のBellwetherのテスト飛行は、同社の公式YouTubeにて公開されています。ご覧ください。
実際、世界的にもeVTOLは実用段階に至っていません。しかし、近い将来での社会実装に期待が込められており、すでに資金調達に成功している企業も増えています。社会実装にはまだ何年も必要だと思われますが、今後が期待されている分野です。
BellwetherのeVTOLは、SF映画に出てきそうな空飛ぶクルマのデザインをしています。これが上手く作用して資金調達を達成できれば、研究開発が加速し、社会実装を成し遂げるかもしれません。Bellwetherの今後に注目です。
