ドローン用のパラシュートがあるのをご存知でしょうか?
Flyfire社の「Manti 2L」は、ドローンがコントロールを失って墜落する際、その異常を感知して1秒以内に起動するドローン用のパラシュートです。
パラシュートが起動する様子に関しては、こちらの動画をご覧ください。
コントロールを失ったドローンがパラシュートを起動させ、緩やかに落下していく様子が確認できます。
https://youtu.be/Tf0tvsdgOWI
実際、ドローンの墜落事故は世界中で度々発生しています。
ドローンはそれなりの重量があるため、墜落して人に落下した場合は大怪我を免れません。
2016年6月カナダにて、ドローン(Phantom3)が38歳女性の頭に直撃する事故が発生しました。
この事故により、女性は首の頚椎に重傷を負っています。動画がYoutubeにて公開されています。
ドローンを飛ばす以上、このような事故が起きる可能性はゼロではありません。
このような事故を防ぐため、ドローン用のパラシュートは存在しています。
このパラシュートは、DJIのMavic シリーズ(Mavic 2 Pro/Mavic 2 Zoom/Mavic pro/Mavic pro platinum/Mavic air)で使用できます。
ドローンパラシュート 7,500円
また、ジェット装置は交換可能であり、パーツを交換すればパラシュートは何度でも使用できます。
ジェット装置の交換方法に関しては、こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ZTfebm7GkCA
ジェット装置・傘布は別売で販売されていますので、パラシュートを再起動させる場合は購入しましょう。
ドローンパラシュート ジェット装置 1,770円
ドローンパラシュート システムの傘布 1,868円
実際、ドローンで小包を配送しているSwiss Post社、DPD社などのドローンにはパラシュート機能が装備されています。
やはりドローンを飛ばす以上、墜落という事態は想定して運用していく必要があるからです。
今後、パラシュート機能がドローンに搭載されることが当たり前になっていくかもしれません。