2024年7月3日、民生用ドローンと革新的なカメラ技術で世界をリードするDJIは、電動マウンテンバイク（eMTB）の走行体験を再定義する画期的な電動バイクドライブシステムAvinox Drive Systemを発表しました。
Eurobike 2024にて初披露となるAvinoxシステムは、比類のないパワーと耐久性、インテリジェントな機能をライダーに提供します。この新たなシステムにより、DJIの技術的進歩は新たなマイルストーンに到達しました。
DJIのコーポレートストラテジー シニアディレクターであるChristina Zhangが次のコメントをしています。
「DJIのイノベーションに対する情熱と、ドローンとカメラの安定化システムで培ったバッテリーやモーター技術の専門知識が、Avinoxの開発につながりました。信頼性の高いモーターの開発、バッテリー管理、機械設計、エンジニアリングなどといった、電動自転車のシステムに不可欠な技術を培ってきたDJIがこの分野に進出したのは当然の流れでした。この強力かつコンパクトな電動自転車ドライブシステムは、弊社の卓越した技術を体現しており、アウトドア事業におけるテクノロジーのトップブランドといった新たな可能性をDJIにもたらします。弊社の専門知識により、ユーザー体験を向上させる新たな技術を提供できることに、大きな喜びを感じています。」
比類のないパワーと精度
Avinox Drive Systemの中核は、重量わずか2.52 kgで105 N·mの優れたトルクを発揮するコンパクトな高トルクドライブユニットです。この軽量かつパワフルなユニットは、最も過酷な地形さえも走破するパワーをライダーに提供します。このシステムの革新的な複合遊星歯車列と高性能ポリマー製ギアにより、サイズ、重量、出力の優れたバランスを達成しながら、驚くほど静かな乗り心地を実現します。
あらゆる走行をインテリジェントなアシスト機能でサポート
Avinoxは、DJIのスマートアシスト アルゴリズムを採用しており、マルチセンサーフュージョンを活用し、走行抵抗に基づいて継続的にアシスト走行を自動調整します。アシストモードは、標準装備の4つのモード（自動、エコ、トレイル、ターボ）から選択できます。
さらに、ブーストモードを有効にして、必要に応じてパワーを急上昇させることもできます。幅広い適応性と長距離走行に対応するよう設計された自動モードは、マルチセンサーフュージョンにより、走行抵抗に基づいて継続的にアシスト走行を自動調整します。Avinoxアプリを使用して、アシストレベルやパラメーターをさらにカスタマイズし、自分に合った乗り心地を実現することもできます。
長距離走行と急速充電
Avinoxシステムでは、高いエネルギー密度を備えた軽量なバッテリーオプションを2種類（600 Whと800 Wh）ご用意しており、長距離のアドベンチャーに十分な走行距離を確保します。GaN急速充電[1]技術を採用した800 Whバッテリーは、わずか1.5時間で0%から75%まで充電が可能です。
Avinoxアプリでシームレスな接続と安全性の向上を実現
Avinoxは、システムのインタラクティブハブとして機能する2インチOLEDフルカラー制御画面を装備しています。Avinoxアプリでスマートフォンに接続し、バイクのセキュリティ機能、データの記録と共有、アシストパラメーターの調整、リアルタイムのバイク状態チェックなど、さまざまなスマート機能にアクセスできます。また、Bluetooth接続対応の革新的なデュアル遠隔操作ユニットも搭載しており、利便性の向上とすっきりとしたハンドルバー構成を実現します。
Amflow PL：DJI Avinoxを搭載した世界初のオールラウンド型電動アシストマウンテンバイク
Amflow PL（日本未発売）は、世界で初めてDJI Avinox電動バイクドライブシステムを搭載したオールラウンド型電動マウンテンバイクです。超軽量でありながら、フルパワーバイクを凌駕する出力と走行距離を実現します。一体型のDJI Avinox電動パワーアシストシステムは、ソフトウェアとハードウェアの両方でDJIの最先端技術を活用し、19.2 kgの超軽量ボディで、ピークパワー850 W（通常時250 W）の強力な出力を発揮します。DJI Avinox搭載のAmflow PLは、ずば抜けたパワーと走行距離、パフォーマンスを組み合わせ、電動マウンテンバイクの走行体験に革命をもたらします。
