ドローン規制の厳しいエジプトにて、初のドローンライトショーが開催

ドローン規制の厳しいエジプトにて、初のドローンライトショーが開催

先日、ドローン規制の厳しい国として有名なエジプトにて、初のドローンライトショーが開催されました。このドローンライトショーは、第4回世界青年フォーラムを記念して催されました。

世界青年フォーラムでは、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、ノースアメリカ、ラテンアメリカなど196ヵ国の若者たちが世界中から結集します。そして、この若いリーダーたちが世界中のトップの政策立案者や著名人と交流し、気候変動や人権問題、起業家精神やテクノロジーなどについて話し合います。

「Back Together」をテーマに開催された第4回世界青年フォーラムでは、エジプトのAbdel-Fattah El-Sisi大統領とファーストレディも参加しました。そして、エジプト初となったドローンライトショーは、世界中でドローンライトショーのプロジェクトを成功させたGeoscanのロシア人エンジニアのチームが請け負いました。

500機のドローンが使用された、エジプト初のドローンライトショーをご覧ください。

エジプトでは、国防省からの許可がない限りドローンの輸入、製造、販売、購入、所有が法律によって禁止されています。そして、この法律に違反した場合、最高3,000ドルの罰金または1年〜7年の懲役が科せられます。

この背景を知るGeoscanドローンライトショーチームは、今回エジプトでドローンライトショー開催できたことを誇りに思っているとのことです。

今回のドローンライトショーの責任者であるSemen Lapko氏は、次のように述べています。

「エジプトというドローンに厳しい国でドローンライトショーを開催、成功できたことを嬉しく思います。私たちは、ドローンの使用は安全であり、非常に面白い催しであることを示すことができました。エジプトは豊かな歴史と文化を持っている国です。そんなエジプトの地で、今後も多くのドローンライトショーを開催できればと思っています。」

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