DJIが世界中のドローン救出をまとめた「ドローンレスキューマップ」公開

DJIが世界中のドローン救出をまとめた「ドローンレスキューマップ」公開

DJIは、世界中のドローンによる救出ミッションをまとめた「Drone Rescues Mapped(以下、ドローンレスキューマップ)」を公開しました。

ドローンレスキューマップは、ソーシャルメディアの投稿、警察、消防、ボランティアなどニュース記事を使用して作成されています。※このマップでは、水中ドローン、無人偵察機など全てのドローンが含まれています。

2020年7月1日現在、ドローンレスキューマップには5つの大陸の28カ国の救出劇が記されています。
ちなみに、最初のドローンによる救出は、2013年にカナダで報告されているミッションです。

DJIのPublic Safety IntegrationのシニアディレクターであるRomeo Durscher(ロメオ・ダーシャー)氏は、ドローンレスキューマップについて次のように述べています。

「DJIのドローンレスキューマップは、行方不明者の発見、捜索時間の短縮、救助者へのリスクの軽減など、ドローンが人命救済に及ぼす多大な影響を世界に知らせることができます。ドローンを採用している警察や消防など組織では、既にドローンが自分たちの仕事に革命を起こしている現実を知っています。そして、ドローンを使用した彼らの活躍を世界中の人々が、物語のひとつとして見ることができます。ドローンレスキューマップは、彼らのドローンとの救出劇を称え、将来どのようにドローンが人々を救うのに役立つのか知ることができます。」

今日では、1週間に1人の救出にドローンが関与しており、今後マップはより多くの報告をしていくと考えられます。

また、ドローンレスキューマップの維持には情報提供者の存在が必要になります。
このマップに掲載されていないドローンによる救出情報をご存知の方は、こちらのフォームに情報を提供してみましょう。

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