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仏ドローンメーカーParrot、新ドローン「ANAFI AI」を発表
2021年6月30日、フランスのドローンメーカーParrot（パロット）は、予告通りに新ドローンを発表しました。 新ドローンは「ANAFI AI（アナフィ エーアイ）」です。Parrotを代表するANAFIシリーズの最新ドローンになります。 […]
2021年6月30日、フランスのドローンメーカーParrot（パロット）は、予告通りに新ドローンを発表しました。
新ドローンは「ANAFI AI（アナフィ エーアイ）」です。Parrotを代表するANAFIシリーズの最新ドローンになります。
「ANAFI AI」は、4G回線で接続できる初のドローンです。4800万画素のカメラを搭載しており、測量などの業務を自動で遂行することができます。また、セキュリティ面にも優れており、産業用ドローンを活用する会社が安心して業務利用できるドローンとなっています。加えて、他のドローンに類似しない個性的なデザインをしています。
Parrotの公式YouTubeチャンネルでは、新ドローン「ANAFI AI」のプロモーションビデオが公開されています。以下の動画をご覧ください。
このプロモーションビデオでは、まずはユニークな形をした「ANAFI AI」が飛んでいる様子を確認できます。白いボディに金色のカメラ、またカメラを取り囲んでいるセンサーらしき灰色のパーツが目に入ります。
この特徴的な「ANAFI AI」の見た目に関して、Parrotの創業者兼CEOであるHenri Seydoux（アンリ・セドゥ）氏は、「たくさんのセンサーを頭に持つ、とてもクールな昆虫のようだ」と説明しています。
また、動画では「ANAFI AI」に搭載されているカメラの鮮やかな映像も確認できます。そして、撮影した映像を3D化する測量技術の凄まじい精度を目にできます。この精度は同業他社の測量ドローンと対等またはそれ以上の性能に見えます。
さらに「ANAFI AI」は、AIR SDKの性能についても強調しています。Seydoux氏によると、AIR SDKを使用することでユーザーはソフトウェアを「ANAFI AI」に組み込むことができます。例えば、ドローンを使って風車の自動点検をしたい場合、オープンソースで製作されたソフトウェアを使うことで、ドローンは風車の自動点検というミッションを遂行できるようになります。
なお、小売価格等の情報は現在のところ発表されていません。Parrotの新たな業務用ドローン「ANAFI AI」は世界で活躍するのか？今後に注目です。
