富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X-M5」のおすすめSDカードと選び方を徹底解説

富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X-M5」のおすすめSDカードと選び方を徹底解説

富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X-M5(エックス・エム・ファイブ)」のSDカードを購入する際、「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思っていませんか?

この買い物の仕方では、せっかく購入したSDカードが読み込まなかったり撮影した動画がカクついたりという問題が発生し、再購入することになります。また、最悪の場合にはカメラが壊れるおそれもあります。

本記事では、そのような問題が起きないX-M5」のおすすめSDカードと選び方を解説します。あわせて、SDカードの表記の意味についても解説しますので、SDカードの購入でお悩みの方は、ぜひご覧ください。

富士フイルム公式推奨!X-M5のSDカード

富士フイルム公式推奨!X-M5のSDカード

富士フイルム公式が推奨するメモリーカードのスペックは、以下の通りです。

SD / SDHC / SDXCメモリーカード(UHS-I規格に対応)
※公式ではX-M5の動作確認済みのSDカード情報も公開しています。

つまり、1TBまで(動作確認済みは最大1TB)の最大容量のSDカード、かつUHS(ウルトラハイスピード)Iの規格に対応しています。これらSDカードに記載されている英数字の意味については、後述していきます。

とにかく条件を満たす安くて高性能なSDカードを購入したい方は、Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズがおすすめです!

それでは、以下にSDカードに記載されている英数字の意味を解説していきます。

最大記録容量とは?

SDカードの最大記録容量とは?

最大記録容量とは、SDカードに記録(保存)できる最大データ量のことです。

例えば、上記画像の「Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズ」のSDカードでは、青色の部分から確認できます。大きな数字と英語で「512GB」と記載があるため、最大記録容量は512GBのSDカードであることが分かります。

また、「SDXC」の記載を確認できます。これは記録容量の規格で、他にも「SD」「SDHC」と種類があります(以下画像参照)。それぞれの表記の意味は以下の通りで、これは最大記録容量の規格を示しています。

表記の内容表記の意味
SD最大保存容量:〜 2GB
SDHC最大保存容量:4GB〜32GB
SDXC最大保存容量:64GB〜2TB
SDUC最大保存容量:2TB~128TB

X-M5はSD / SDHC / SDXCの規格に対応していますので、購入する際は2TB以内の記録容量のSDカードを選びましょう。

転送速度とは?

SDカードの転送速度とは?

転送速度とは、データを移す速さのことです。

この速さが遅い場合、動画がカクついたり、低画質になったり、写真を撮ってから次の写真を撮るまでに時間がかかります。SDカードのデータの転送速度は、上記画像の3ヶ所から確認できます。

UHSスピードクラスとは?

SDカードのUHSスピードクラスとは?

UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格です。

例えば、上記画像の「Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズ」のSDカードでは、青色の部分から確認できます。Uの形の中に「3」とあるため、「UHSスピードクラス」が「3」という意味になります。

UHSスピードクラスには、次の2種類があります。

表記の内容表記の意味
U1最低転送速度 10 MB/s
U3最低転送速度 30 MB/s

この2つにどれくらい違いがあるのと疑問に思う方も多いかと思います。こちらの動画をご覧ください。

スピードクラス1(左側)が16枚の写真を撮影して保存している間に、スピードクラス3(右側)は30枚の写真を保存しています。これが動画の場合、スピードクラス1は転送速度が足りず、高画質で撮影した映像はカクつく、低画質になるという結果になります。

富士フイルム公式が推奨かつ動作確認済みのLexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズはUの中に3と表記されたものになります。

ビデオスピードクラスとは?

SDカードのビデオスピードクラスとは?

ビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。VはVideoの意味です。

例えば、上記画像の「Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズ」のSDカードでは、青色の部分から確認できます。「V60」とあるため「ビデオスピードクラス」が「60」という意味になります。

今後、右側下の「UHS」の規格からこちらに切り替わっていく予定です。しかし、現状では混在しており、「UHS」と「ビデオスピードクラス」が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。

「V60」の表記の意味については、最低転送速度60MB/sという意味です。

ビデオスピードクラスには、次の5つの規格があります。

表記の内容表記の意味
V6最低転送速度 6MB/s
V10最低転送速度 10MB/s
V30最低転送速度 30MB/s
V60最低転送速度 60MB/s
V90最低転送速度 90MB/s

ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど、転送速度が速くなり、安定した撮影ができるようになります。

富士フイルム公式が推奨かつ動作確認済みのLexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズはV30になります。

ウルトラハイスピードとは?

SDカードのウルトラハイスピードとは?

ウルトラハイスピード(Ultra High Speed)とは、「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の表記で、UHSの規格を表しています

例えば、上記画像の「Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズ」のSDカードでは、青色の部分から確認できます。「Ⅱ」とあるため「ウルトラハイスピード」が「Ⅱ」という意味になります。

UHSの表記と意味は次の通りです。

表記の内容表記の意味
UHS-Ⅰ最大転送速度 104MB/s(832Mbps)
UHS-Ⅱ最大転送速度 312MB/s(2496Mbps)
UHS-Ⅲ最大転送速度 624MB/s(4992Mbps)

SDカードの見た目も異なり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になります。

X-M5は「UHS-I」推奨なので、「Ⅰ」を購入するようにしましょう。

アプリケーションパフォーマンスクラスとは?

アプリケーションパフォーマンスクラスとは?

「Lexar(レキサー)のProfessional SILVER PROシリーズ」のSDカードには表記がありませんが、アプリケーションパフォーマンスクラスの表記があるSDカード / microSDカードもあります。

アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDカード上のデータ編集などを含むアプリケーションを快適に利用するための規格です。上記画像の青色のように、「A1 / A2」の文字が記載されます。

現在アプリケーションパフォーマンスクラスには、「A1」と「A2」の2種類があり、「A2」が新しい規格です。

 ランダムリード最低処理速度ランダムライト最低処理速度
A11500 IOPS500 IOPS
A24000 IOPS2000 IOPS

記憶装置(SDカード)が記憶媒体(アクションカメラ)にアクセスする際に、不連続に様々な位置からデータの読み書きをしていきます。この読み込みを「ランダムリード」、書き込みを「ランダムライト」と言います。

X-M5では特に明記されていません。新しい規格である「A2」の方が購入するのならおすすめです。

SD Express(エクスプレス)とは?

SD Express(エクスプレス)とは?

また、余談になりますが、SDアソシエーションは2018年に新しい通信規格として「SD Express(エクスプレス)」をつくりました。これに該当するSDカードには「Express」の文字が記載されています(例:上記画像の青色)。最近では、「Nintendo Switch 2」で必要なSDカードとして需要が高まっています。

この規格ではPCで使用される「PCI Express」を接続インタフェースとして採用しています。具体的には、UHS-IIやUHS-ⅢのSDカードよりも接続ピンが8~9個多くなっています。これにより、最大985MB/sの速度が担保されます。

SD Expressスピードクラスには4つの種類があり、データ書き込み速度の目安は以下の通りです。

表記の内容表記の意味
E150150MB/sを保証
E300300MB/sを保証
E450450MB/sを保証
E600600MB/sを保証

ちなみに、SD ExpressメモリーカードにはSDインタフェースも備わっています。つまり、SD Express非対応のデバイスでも使用可能です。ただし、読み書き速度の制限はされます。

X-M5においては、SD Expressは明記されていないため、こちらを選ぶ必要はありません。

以上、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X-M5」のSDカードについて解説してきました。

最後に、SDカードの保存には防水・防塵・耐衝撃性を発揮する専用ケースをおすすめします。せっかく撮影したデータを保管しているSDカード壊れることもあります。万が一に備えて、保管する専用ケースも購入しましょう!

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