DRONE SPORTS株式会社は、公共下水道の汚水管渠において、管渠延長1kmを超える区間を対象としたドローンによるスクリーニング調査を実施し、1回の飛行で最長1.3kmの連続撮影に成功、内部状況の確認に成功しました。
本取り組みにより、従来の手法では困難とされた管渠の内部状況の可視化が可能となり、今後の下水道点検業務の効率化・高度化への貢献が期待されます。

調査の概要と背景
今回調査対象となった管渠は、昨年の八潮市道路陥没事故に端を発した国土交通省の全国特別重点調査対象となっておりました。しかし、管内環境や構造上の制約等により、既存の調査機器や目視調査では内部確認が調査困難となっていました。
調査困難区間を可能にした新機体の開発
DRONE SPORTSでは、管渠内の長距離飛行に適したドローン「Rangle X」を開発。一般的なドローンでは管渠内の飛行距離が数十~数百メートル程度に留まるのに対し、今回使用した機体では、1回の飛行で1kmを超える距離の連続飛行が可能になります。
今回の調査では、以下の区間においてドローンを飛行させ、1回の飛行で管内の連続的な映像撮影を行いました。
| 区間 | 管径 | 延長 |
|---|---|---|
| 区間(1) | φ2,600mm | 1.3km |
| 区間(2) | φ2,800mm | 0.7km |
| 区間(3) | φ3,000mm | 1.2km |
今後の展望
国内には、老朽化が進行しているにもかかわらず、人手不足や機材面での制約により十分な調査が進んでいない下水道インフラが数多く存在すると考えられています。DRONE SPORTSは今後も、インフラ点検のDX化に貢献するとともに、安全・安心な生活基盤の維持に寄与します。