2025年1月20日、一般社団法人 国際ドローン協会(IDA:東京都江東区、代表理事:榎本幸太郎)は、このたび、ドローンを活用した物流サービスの提供を開始することを発表しました。
本サービスは、離島や山岳地帯を含む従来の輸送手段では対応が難しかったエリアでの物資輸送を可能にする画期的な取り組みです。
新サービスの特徴
本サービスでは以下のような用途に対応します。
- 離島や山岳地帯での物資輸送
人や車両のアクセスが困難な地域への迅速かつ安全な配送 - 山岳地帯の工事現場への建築資材運搬
高所へでの作業効率向上と運搬コスト削減を実施 - 撮影機材の輸送
撮影チームのサポートとして、山頂など特殊な場所への機材配送
料金体系は、1フライト5万円まで(30kgまで)、1日30万円(10フライト)の2つのプランを用意しており、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
IDA物流サービスの強み
IDAは、山岳や海上を含むさまざまな環境での豊富な飛行実績を活かし、風や地形などの自然条件を考慮した安全で効率的な物流ドローンのルートを設計します。
さらに、様々な飛行エリアでの飛行経験と配送品のバリエーションの多さも特徴です。これにより、安全性と効率性を両立しながら、従来の輸送手段では難しかった課題の解決を図ります。
物流事業者向けコンサルティングサービス
IDAは、物流事業を開始したい企業や自治体に向けて、以下の包括的なコンサルティングサービスも提供します。
- オペレーションマニュアルの作成
安全かつ効率的な運用を実現するための手順書を策定。 - 人材教育の技量維持の訓練
ドローン操作に必要なスキルを習得するトレーニングプログラムを提供。 今後、予想される一等及び二等無人航空機操縦士及び各種限定解除の取得のための教習や物流ドローンの操縦に求められる技能の習得をサポート。 - 飛行ルート設計
地形測量や地図データを活用し、最適な物流ドローンの飛行ルートを設計。 - 導入プランの提案
企業や自治体のニーズに応じたカスタマイズプランを提供。
今後の展望
IDAは、物流ドローンの導入を通じて、地域社会や事業者の抱える課題を解決し、効率性と利便性の向上に貢献していくとのことです。ドローン物流がもたらす可能性を活かし、新たな時代の物流ソリューションを創出します。