「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤 知浩、以下:SkyDrive)は、現在開発中の「SkyDrive式SD-05型」(以下:「SD-05」)が、世界三大デザイン賞、iFデザイン賞(ドイツ)レッドドットデザイン賞(ドイツ)IDEA賞(アメリカ)の1つ、「iFデザインアワード2023」を受賞した事を発表しました。本年は56か国から寄せられた約11,000件の応募がありました。
この度の受賞では、「The most accessible Flying Car」というコンセプトと、競合と一線を画す個性的かつエレガントなデザインが評価されました。
※1 空飛ぶクルマとは、明確な定義はありませんが「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージです。諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)や UAM(Urban Air Mobility)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされています。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、2030 年代の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されています。
「SD-05」について
SD-05は、2025年の大阪・関西万博における空飛ぶクルマの飛行実現を目指す小型の空飛ぶクルマで、都市部の渋滞解消や過疎地での交通手段の確保、救急医療など、さまざまな個人のニーズに応えることができます。 SD-05は、大型化・重量化が進むeVTOL業界において、近距離に特化した効率的なラストワンマイルのパーソナルモビリティです。これにより、すべてのユーザーが空港に行かなくても、自宅の近くで離着陸できるようになります。機能を確保しつつ、従来の航空機とは異なるデザインも実現しています。
株式会社SkyDrive デザインディレクター/デザイナー 山本卓身 コメント
「空の道のパイオニアとしてSkyDriveは先陣を切ってきました。前例や先人たちが積み重ねてきた知識も経験がほぼない環境の中、道づくりから始まるものづくり。開拓者精神で一丸となって開発に取り組んでいるチームに拍手を送りたいです。無人機「物流ドローン」に続き、今回、有人機「空飛ぶクルマ」もデザイン賞を受賞する事ができ、嬉しく思います。皆が実現させたい空の未来、空の道のため、デザインが貢献できることは大きいと思っています。このような受賞はとても励みになり、非常に嬉しいことです。ありがとうございます。今後も「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、チーム一丸となって、頑張って参ります。」
iF(アイエフ) DESIGN AWARDについて
iFデザインアワードとは、工業デザインの振興を目的に、1953年に設立された国際的なデザイン賞のひとつです。世界のトップクラスのデザイナーや企業のデザイン責任者などの専門家133名による厳正な審査が行われました。
出典:株式会社SkyDrive「空飛ぶクルマ「SD-05」 世界三大デザイン賞の1つ「iFデザインアワード2023」を受賞」