物流倉庫・製造工場向け自動搬送ロボットを開発・提供するLexxPlussへ出資 – DRONE FUND

物流倉庫・製造工場向け自動搬送ロボットを開発・提供するLexxPlussへ出資 – DRONE FUND

2023年3月15日、DRONE FUND(本社:東京都渋谷区、代表:千葉 功太郎、大前 創希)は、株式会社 LexxPluss(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:阿蘓 将也、以下:LexxPluss)へ、3号ファンド(正式名称:DRONE FUND 3号投資事業有限責任組合)からの出資を実行したことを発表しました。

今回の投資について

LexxPlussは、日本のインフラを支える物流業・製造業の課題解決を目指すスタートアップです。現在は自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」やロボット統合制御システム「Konnectt」をはじめ、次世代の産業インフラとなるロボティクス・オートメーション製品を開発・製造・販売しています。

ハードウェアからソフトウェアまで一貫したシステムを提供できることが強みであり、創業3年目にして量産販売を開始し、既に物流企業大手の佐川急便でも採用され実運用されています。

自社で保有する自動搬送ロボット等のロボティクス・オートメーション技術を、産業パートナーに向けて無償公開し共同利用するオープンパートナーシッププログラムを実施しており、既に30社以上の企業が参画しています。

今回の資金調達により、2023 年 2 月からニュージャージー州に米国法人を設立し、今後さらに自動搬送ソリューションのニーズが高まる米国市場での製品展開を開始します。

LexxPlussのソリューションは、将来的にドローンと組み合わせることにより、物流業務の大幅な効率化を実現できる可能性を持っています。

DRONE FUNDは、陸海空の自律型ロボットやモビリティの連携を、「ドローン・エアモビリティ前提社会」の主要テーマとしています。今回のLexxPlussへの出資により、DRONE FUND投資先同士のシナジー、LP投資家との社会実装に向けた取り組みを加速させ、陸海空の自律型ロボットやモビリティの連携を推し進めたいと考えているとのことです。

各社のコメント

LexxPluss 代表取締役 阿蘓将也 コメント

「今回の資金調達において、自律型ロボットのビジネス、技術に深い知見を持つDRONE FUND様に株主として参画いただけたことをうれしく思います。当社は、「自律的産業インフラへの進化を加速させる」をミッションとしています。「自律的(Autonomous)」という言葉には、単に製造・物流ラインを自動化させる(Automated)のではなく、人間と機械の同調により産業インフラ自体を継続に発展させることで、産業の変革を推し進めようとする思いを表しています。
これまでも、物流大手拠点への導入の実績が多くありますが、今回の米国拠点設立により、日本の 30 倍以上とも言われる米国マーケットへの早期の食い込みを狙います。さらに、国内外の 100 社とのパートナーシップ締結を今後2年間でやり切ります。私たちは、自動化インフラのデファクトスタンダード(事実上の標準)となるべく、日本のお家芸である製造分野で一気にグローバル展開を加速させ、次世代のキーエンス、次世代のファナックと呼ばれるような日本を代表する産業機器メーカーを目指します。」

DRONE FUND 共同代表 大前創希 コメント

「私ども DRONE FUNDが解決したい社会課題の一つとして、人手不足の解消が挙げられます。自動搬送ロボットに代表される LexxPluss のソリューションは物流業務の省人化に寄与し、ドローン物流との連携においても大きな将来性を秘めています。
また、オートメーション技術を産業パートナーに無償公開するオープンパートナーシッププログラムという戦略は、物流産業インフラの変化を加速させると考えます。既に量産の壁を超えていることから、今後はグローバル展開にも進めるチームであると確信し、投資を実行させて頂きました。私たちは、自律型ロボットが活躍する「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて、LexxPluss の支援を進めていきます。」

出典:DRONE FUND

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