ドローンスクール東京、都内最大級の屋外練習場をお台場にオープン

2022年10月20日より、ドローン操縦士の育成や資格取得を支援する株式会社ハミングバード（本社：東京都港区、代表取締役：鈴木伸彦）は、アクアシティお台場の屋上を活用した屋外練習場をオープンします。

ドローンスクール東京（お台場本校・新宿校・渋谷校）は、一般社団法人ドローン操縦士協会（DPA）の発行資格である「ドローン操縦士回転翼3級」を最短3日間から取得できるスクールです。2016年の設立以降、国内トップクラスの卒業生を輩出している超都心型のドローンスクールとなります。

これまで実地講習についてはお台場、新宿の屋内専用練習場と、提携する屋外練習場にて実施していましたが、お台場本校がある「アクアシティお台場」の屋上にて、屋外練習場をオープンします。

また、アクアシティお台場の屋上は2022年12月より開始されるドローン国家ライセンスの一等資格および二等資格の試験会場の空域基準を満たしているため、ドローン国家ライセンスの試験会場としても利用することを想定しているとのことです。

1. 都内最大級の屋外練習場
2. 国家ライセンス一等および二等の試験会場としても活用予定

都内最大級の屋外練習場

東京23区は人口集中地区（DID）に該当しており、航空法の観点からドローン（無人航空機）を飛行させるためには、国土交通大臣の許可が必要となります。そのため、これまで常設型のドローンの屋外練習場は存在していませんでした。

一方で、ドローンスクールに通う受講生からは、都心の屋外で操縦訓練、経験を積みたいという声は多く、これまでは屋内練習とは別に、神奈川や千葉、埼玉の郊外の提携する屋外練習場にて講習を行っていました。

2021年9月24日の航空法施行規則の一部改正により、係留飛行と第三者の立入禁止管理を行えば、人口集中地区（DID）においても国土交通大臣の許可なしでの飛行が可能になりました。そこで今回、アクアシティお台場の協力を得て、お台場屋上にてドローンを係留させて飛行する方法で練習場を開設するに至りました。これにより国土交通大臣の許可を取得していない方でもドローン飛行が可能になります。都内初の常設型の屋外練習場であり、同時に都内最大級の広さを誇る練習場となります。

なお、現時点における屋上での飛行はドローンスクール東京（お台場本校、新宿校、渋谷校）にて回転翼3級コースを取得した卒業生が対象となり、一般利用者への解放はしていません。
※係留飛行とは、地面などの係留点とドローンを十分な強度を有する紐等(30ｍ以内)で結んだ飛行です。
※第三者の立入禁止管理とは、係留したドローンの飛行可能な範囲内に第三者が立ち入らないようにすることです。

係留したドローンでの飛行