2022年8月1日、株式会社ドローンショーはドローンショー用機体「unika」の受注を開始しました。
ドローンショー表現に特化した機体性能
「unika」はドローンショーの表現に特化した機体性能です。
- 空力重視の流線型を意識したボディで小型化、軽量化を実現
- LEDの拡散性を高めた透明ボディ
- アームを肉抜きすることで風の抵抗減少を実現
- 3系統の通信方式を使用することで高い安全性を実現
- GPSはRTKを使用することでより正確な飛行が可能
日本有数の製品設計会社と共同開発
「unika」の筐体部品は、長野県伊那市に本社を置く製品設計会社である有限会社スワニーと共同開発をしました。最新のデジタル技術と生産技術を融合し、かつ豊富な製品設計スキルを持つ同社との共同開発により、それまで自社内の3Dプリンターを活用した設計・製作では実現しえなかった生産効率を高めながら、同時にデザイン性や機能性の向上、量産化を実現しました。
「unika」に込める想いとは
「唯一の」や「ひとつになる」といった意味を持つuni、私たちの出発点である「金沢(kanazawa)」の頭2文字から成り立っています。
何十台ものドローンがひとつのエンターテインメントを作り出し、より多くの方々に私たちの「唯一の」ショーを楽しんで頂くと共に、金沢から全国に、それを観た人達の心が「ひとつになる」ような体験を広げていきたいという想いを込めて、「unika」という名前を付けられました。
ドローンショーソフトウェア「DSS」について
株式会社ドローンショーでは、ドローンショーを実施するための郡制御システムを海外企業と共同開発し、「DSS(Drone Show Software)」として使用、販売している。「unika」の購入と併せて「DSS」の受注も行なっています。
株式会社ドローンショーについて
株式会社ドローンショーは、国内初のドローンショーの開発、企画・運営を手がけ、アート、サイエンス、テクノロジーを融合した、革新的なエンターテインメントを提供しているベンチャー企業です。
「ドローン前提社会」の実現を目標に掲げ、ドローンによる社会課題解決のための開発にも取り組んでいます。日本企業としては初となるドローンショーを2020年8月には金沢港クルーズターミナルで実施しました。
また、衛星利用測位システム(GPS)を利用してドローンを操縦する屋外でのドローンショーのみならず、GPSが効かない室内でのドローンショーの開発も行っています。2021年7月16日には「e-meese kanazawa 2021」(石川県産業展示館3号館)にて国内初の室内でのドローンショーを実施しました。
出典:株式会社ドローンショー