人間が一人で自由に空を飛ぶことは、とても魅力的な話です。このアイデアは何十年もの間、漫画などのポップカルチャーで人気を博しています。そして近年、それは現実味を帯びてきました。
先日、オーストラリアの会社が「CopterPack(コプターパック)」という、人間が一人で空を飛べる製品の初飛行に成功しました。
「CopterPack」は、パイロットが二つの大きなプロペラを背負い、電気をエネルギーとしてプロペラが回転、空を飛ぶという製品です。通常の垂直離着陸(VTOL)ドローンと同様に、地面の立った位置から楽に離陸できます。
また、「CopterPack」はカーボンファイバーハニカムで構成されており、非常に軽量、パイロットの負担も少ないとのことです。
「CopterPack」の初飛行の様子がYouTubeに公開されています。ご覧ください。
公開されている映像では、安定したフライトをする「CopterPack」がビーチの海の上をホバリングしたり、ジグザグに滑空しているのが見れます。
また、パイロットは離陸と同様にスムーズに着陸します。
現在のところ、「CopterPack」を開発している会社のホームページでも、バッテリー寿命や重量制限、その他技術的な内容等は一切公開されていません。
ちなみに、「CopterPack」の公式YouTubeチャンネルにはテストフライトの様子も公開されています。
今後、「CopterPack」は製品化されるのか?更なる情報に注目です。