東京海上日動のWEB加入型ドローン保険の内容を解説&比較

東京海上日動のWEB加入型ドローン保険の内容を解説&比較

東京海上日動が株式会社FLIGHTSと提携し、新しいドローン保険「WEB加入型ドローン保険」の提供をはじめました。

このドローン保険の特徴は以下の通りです。

  • 複数のメーカーのドローンに対応している
  • 個人事業主/法人が対象である
  • WEBで加入が完結する
  • 水中ドローンにも対応している

DJIドローン限定の保険が多い中、DJIドローンユーザー以外には非常に有難い保険となっています。
また、WEBで登録が完結するのも有難いサービスです。

本記事では、この「WEB加入型ドローン保険」の内容を既存のドローン保険と比較しながら解説していきます。
東京海上日動 | WEB加入型ドローン保険

 

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補償事例

賠償責任保険の補償事例

「WEB加入型ドローン保険」の賠償責任の補償内容は上記画像の通りです。

対人事故は、自分や他人がドローンの衝突事故などで負傷した際、保険を適用できるということです。

対物賠償は、ドローンが公共物や他人の物などを損傷した際、保険を適用できるということです。

人格権侵害は、ドローンの動画をインターネットにアップロードし、その映像に個人のプライバシーが含まれており訴えられた際、保険を適用できるということです。

また、これらの事故を自分の貸したドローンで第三者が侵した場合でも適用されます。

 

機体保険の補償事例

「WEB加入型ドローン保険」の機体保険の補償内容は上記画像の通りです。

操縦による破損、火災や落雷などの災害、水没や水濡れでの故障、機体が紛失した際の回収や捜索費(ホテル代や交通費等)、盗難、ドローン修理時の代替機レンタル費用などを補償してくれます。

内容からドローン専門の保険というのが伝わってきます。

対応機種

賠償責任保険の対応機種

WEB加入型ドローン保険の対応機種は以下の表の通りです。
空撮ドローンのみならず、産業用ドローン、水中ドローンまで網羅されています。

DJI Mavicシリーズ Mavic Air/Mavic Pro Platinum/Mavic 2 Zoom/Mavic 2 Enterprise Zoom/Mavic 2 Enterprise Dual
Phantomシリーズ Phantom3 Standard/Phantom3 ADV/Phantom3 Pro/Phantom4/Phantom4 ADV/Phantom4 ADV+/Phantom4 Pro/Phantom4 Pro+/Phantom4 Pro V2.0/Phantom4 Pro+ V2.0/Phantom4 RTK
Inspireシリーズ Inspire1/Inspire1 V2.0/Inspire2
Matriceシリーズ Matrice600 Pro/Matrice100/Matrice200/Matrice210/Matrice210 RTK
Windシリーズ Wind 2/Wind 4
その他 Spark/AGRAS MG-1
Parrot Bebopシリーズ Bebop-Pro 3D Modeling/Bebop-Pro Thermal/Bebop 2
その他 回転翼タイプ Bluegrass/固定翼タイプ Disco-Pro Ag/Anafi
FLIGHTS FLIGHTS-AG 10L
XAIRCRAFT P20 V3
POWERVISION PowerRay(Wizard)(J)PRW10(J)/PowerRay(Explore)(J)PRE10(J)/PowerEgg(J)PEG20
CHASING INNOVATION Gladius/Gladius Mini
3DR Solo
GoPro GoPro Karma
ZEROTECH Dobby Deluxe D100B-H

 

機体保険の対応機種

WEB加入型ドローン保険の機体保険の対応機種は「ドローン」とドローンに装着する「カメラ」の2種類があります。
「ドローン」に関しては、賠償責任保険と同じ機種です。
「カメラ」に関しては公式サイトよりご確認ください。
東京海上日動 | ドローン保険

賠償責任保険の内容

ドローンの種類によって保険料が異なりますので、DJIを代表するドローン「Mavic 2 Pro」で見ていきます。

保険のプランには3種類があります。

  1. 個人事業主向けの「ライトプラン」
  2. 国内のみで活動する法人向けの「スタンダードプラン」
  3. 海外でも活動する個人事業主/法人向けの「海外プラン」

また、基本補償支払限度額を、1億円、5億円、10億円から選択できます。

「機種:Mavic 2 Pro/プラン:ライトプラン」では以下の保険料と内容になります。

実際に見積もりをしてみれば分かりますが、すぐに自動で計算された金額が表示されます。
しかも他のプランの保険料も分かるので、比較が容易にできます。
加入したいユーザーに優しい、明瞭な保険サイトになっています。

 

他の賠償責任保険と比較

先程の年間保険料6,050円という金額は安いのか?高いのか?見ていきましょう。

比較する保険は、個人事業主/法人向けの保険の代表でもあるエアロエントリー株式会社の「DJI賠償責任保険」です。
プラン内容は、同じく一番低いプラン「プランA」で比較します。
DJI賠償責任保険 | 公式ホームページ

WEB加入型ドローン保険 DJI賠償責任保険
年間保険料 6,050円 12,000円
基本補償支払限度額 1億円 1億円
免責金額 0円 50,000円
管理財物補償
人格権侵害
初期対応費用
訴訟対応費用
追加被保険者特約

サービスの内容は同じにもかかわらず、年間保険料は倍近く、免責金額(保険適用時の負担金額)にも差があります。

ここまでの結果は想定外でした。
今後、「DJI賠償責任保険」を選ぶ人はもういないのではないでしょうか。
DJIドローン以外のユーザーはこの保険を選びますし、DJIユーザーもこの保険を選ぶでしょう。

賠償責任保険において、WEB加入型ドローン保険は個人事業主/法人の決定版の保険になるでしょう。

機体保険の内容

賠償責任保険同様、ドローンの種類によって保険料が異なります。今回はDJIを代表するドローン「Mavic 2 Pro」で見ていきます。

保険のプランには3種類があります。

  1. 個人事業主向けの「ライトプラン」
  2. 国内のみで活動する法人向けの「スタンダードプラン」
  3. 海外でも活動する個人事業主/法人向けの「海外プラン」

「機種:Mavic 2 Pro/プラン:ライトプラン」では以下の保険料と内容になります。

実際に見積もりをしてみれば分かりますが、すぐに自動で計算された金額が表示されます。
しかも他のプランの保険料も分かるので、比較が容易にできます。
加入したいユーザーに優しい、明瞭な保険サイトになっています。

 

他の機体保険と比較

先程の年間保険料13,070円という金額は安いのか?高いのか?見ていきましょう。

比較する保険は、個人事業主/法人向けの保険の代表でもあるエアロエントリー株式会社の「DJI機体保険」です。
プラン内容は、同じく一番低いプラン「プランA」で比較します。
DJI機体保険 | 公式ホームページ

WEB加入型ドローン保険 DJI機体保険
年間保険料 13,070円 16,000円
免責金額 0円 4,000円
損害保険金
残存物取片づけ費用保険金
損害拡大防止費用
権利保全費用
水災危険担保特約
捜索費用保険金

サービスの内容は同じにもかかわらず、年間保険料はおよそ3,000円、免責金額(保険適用時の負担金額)にも差があります。

賠償責任保険の内容よりは近い金額ですが、今後「DJI機体保険」を選ぶ人はもういないでしょう。
DJIドローン以外のユーザーはこの保険を選び、DJIユーザーもこの保険を選びます。

機体保険においても、WEB加入型ドローン保険は個人事業主/法人の決定版の保険になるでしょう。

加入方法

WEB加入型ドローン保険の加入方法について解説していきます。

  1. 「新規登録」をクリック
  2. 個人情報を入力
  3. 下記の無料講習動画を見ます(必須)
  4. メール認証後、再ログインでアカウントを作成できます
  5. あとは見積もりをして、内容に納得できたら加入しましょう

保険に加入するにあたり、ドローン講習のビデオを必ず見なければならないのは、新しい取り組みです。
このビデオの内容は、ドローン初心者の方にとって、安全にドローンを飛ばす上で勉強になる内容です。
興味がある方はビデオを見てみましょう。

 

以上、「WEB加入型ドローン保険」について解説してきました。

WEB加入型ドローン保険は、ユーザーに寄り添った保険内容となっています。
賠償責任保険も機体保険も内容も金額も申し分無いものとなっています。

個人事業主/法人を対象としたドローン保険の決定版と言っていい保険です。
ドローン保険にお悩みなら、こちらの保険で間違いないでしょう。

東京海上日動 | WEB加入型ドローン保険

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