米国空軍とDRL(ドローン・レーシング・リーグ)が提携 新兵探しを目的に

米国空軍とDRL(ドローン・レーシング・リーグ)が提携 新兵探しを目的に


2021年7月7日、Drone Racing League(ドローン・レーシング・リーグ、以下:DRL)はU.S.AIR FORCE(アメリカ合衆国空軍、以下:米国空軍)と提携したこと発表しました。

この提携により、米国空軍はDCLの活動拡大をサポートしていくことになります。最終的に米国空軍は、ドローン操縦に長けた新兵を探すことを目的としています。

DRLは、選ばれたドローンのエリートパイロットたちがレースをする新スポーツです。特別なレーシングドローンは90マイルのスピードで飛行し、仮想空間かつ物理的な空間のレースを行います。

実際に開催されているDRLのレースをご覧ください。

また、DRLはゲームソフト「The Drone Racing League Simulator」として販売されており、世界大会も開催されている国際的なeスポーツでもあります。

現在、あらゆる国の軍隊にとってドローンは必要不可欠なものであり、戦場でもドローンが活躍しています。

また、米国空軍の人材採用を担当しているJason Wych(ジェイソン・ウィッシュ)少佐によると、DRLのファンは一般的なアメリカ国民と比較して、23倍も米国空軍をフォローしているとのことです。

今回の提携に関して、Jason Wych少佐は次のように述べています。

「米国空軍は世界最大の空軍であり、勝利には最も優秀な空軍兵が必要になります。DRLとの協力は採用プールの拡大に繋がり、トップのドローンパイロット、エンジニア、その他技術者を含む何百万人もの若い人に可能性を広げることになります。」

今後、DRLのパイロットがセカンドキャリアとして米国空軍を選択するようになっていくのかもしれません。

出典:Drone Racing League(ドローン・レーシング・リーグ)

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