収納・保管に便利!microSDカードのおすすめケース・おすすめホルダー5選
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。 特にmicroSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。強いわけではありませんが、重要なデータを保存しており、保管には気 […]

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SparkのmicroSDカードを購入する際「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思ってはいませんか?
容量だけを重視してmicroSDカードを購入しても、DJIが推奨していないmicroSDカードだった、挿入しても読み込めなかった、などの問題が発生し再購入することになります。
本記事では、このような問題が起きないおすすめmicroSDカードを解説していきます。
合わせて、microSDカードの表記の意味と選び方についても解説していきます。
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。 特にmicroSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。強いわけではありませんが、重要なデータを保存しており、保管には気 […]
Sparkの最大飛行時間は16分です。
仮に最高クオリティの映像を16分間撮影し続けても、約2.9GBの容量しか必要ありません。
そのため、DJI公式より推奨されており、非常にお得なこちらのmicroSDカードがオススメです。
Kingston microSDカード 16GB 510円(Amazon価格)
また、容量の大きいmicroSDカードをお求めの場合は、こちらのサムスンのmicroSDカードが安くてオススメです。
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DJIドローンには、それぞれの機体に推奨されているmicroSDカードがあります。
先程紹介したmicroSDカードも推奨されているものになります。
Sparkの推奨microSDカードは以下になります。
製品により多少異なりますが、一般的にmicroSDカードには上記画像のような表記がされています。
上記画像は、最大保存容量が32GBの規格『microSDHC』のmicroSDカードです。
この規格の表記には『micro SD』、『micro SDHC』、『micro SDXC』の3種類があります。
これは最大保存容量の規格を示しています。
規格 | 最大保存容量 |
---|---|
micro SD | 〜 2GB |
micro SDHC | 4GB 〜 32GB |
micro SDXC | 64GB 〜 2TB |
SparkのmicroSDカードにおいては、『Micro SDHC』か『Micro SDXC』を選択することになります。
上記画像では、『UHSスピードクラス』が『3』で、『ビデオスピードクラス』が『30』、『UHS』が『Ⅰ』となっています。
まず、『UHSスピードクラス』について解説していきます。
UHSスピードクラスとは、旧スピードクラス(SC)に次ぐ、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれる規格です。
Uの形の中に数字が書かれており、同じ容量のmicroSDカードでもUHSスピードクラスに違いがあります。
『U1』は最低速度10MB/sという意味で、『U3』は最低速度30MB/sという意味になります。
Sparkにおいては、4K撮影をするわけではないため、『U1』の規格で問題ありません。
因みに、○の中に数字(2/4/6/10)の数字が表記されているmicroSDカードもあります。
これは旧スピードクラス(SC)になります。
表記内容 | スピードクラス |
---|---|
② | 2 MB/s |
④ | 4 MB/s |
⑥ | 6 MB/s |
⑩ | 10 MB/s |
Sparkにおいては、『⑩』の規格が必要になります。
次に、『ビデオスピードクラス』について解説していきます。
ビデオスピードクラスとは新たにできたスピードクラスで、今後は『UHS』からこちらに切り替わっていく予定です。
しかし、現状では混在しており、『UHS』と『ビデオスピードクラス』が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。
『V30』という表記は、最低速度30MB/sという意味であり、他にも『V6』『V10』『V60』『V90』と種類があります。
ここまでのスピードクラスに関する内容をまとめると、以下のようになります。
スピードクラス | UHS スピードクラス |
ビデオ スピードクラス |
|
---|---|---|---|
90 MB/s | – | – | V90 |
60 MB/s | – | – | V60 |
30 MB/s | – | U3 | V30 |
10 MB/s | ⑩ | U1 | V10 |
6 MB/s | ⑥ | – | V6 |
4 MB/s | ④ | – | – |
2 MB/s | ② | – | – |
Sparkは、10 MB/s以上のmicroSDカード(※黄色の背景の規格)を選ぶ必要があります。
また、microSDカードには『Ⅰ』『Ⅱ』と表示があります。
これは最大転送速度を表しており、以下の内容になります。
UHS-Ⅰ | 104MB/s(832Mbps) |
---|---|
UHS-Ⅱ | 312MB/s(2496Mbps) |
一般消費者向けのドローンにおいては『Ⅰ』で問題ありません。
これらは見た目も異なり、『Ⅰ』は裏側の端子が1列、『Ⅱ』は端子が2列になっています。
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、アプリケーションの速度保証に関する表記で、スマートフォンやゲーム機に対応している証になります。
microSDカードでは、『A1』『A2』と表示されています。
この内容はドローンにあまり関係ありません。
アプリケーションパフォーマンスクラスの詳細を知りたい方は、こちらをご覧ください。
SDアソシエーション | アプリケーションパフォーマンスクラス
ここまでmicroSDカードの表記の意味を解説してきました。
つまり、ドローンのmicroSDカードで重要なポイントは、『書き込み速度』になります。
例え、Sparkでは最低速度10MB/sが推奨されていますが、それ以下のmicroSDカードに動画を保存すると、映像がカクカクしたり、画質悪くなったりします。
また、ドローンは最大フライト時間が決まっているため、1フライトで撮影できるデータの量を求めることができます。
Sparkは動画解像度FHD 30p/最大ビットレート24Mbpsとなっています。
つまり、1秒間に24メガビットのデータ量を転送しています。
これを8で割って(8bit = 1バイト)バイトに換算すると、3MB/s = 1秒間に3メガバイトのデータ転送速度です。
仮にSparkで16分(最大飛行時間)連続で動画撮影をした場合、約2.9GBの容量が必要になります。
3回分の撮影としても、16GBのmicroSDカードを購入しても十分です。
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以上、SparkのおすすめmicroSDカード、表記の意味、選び方などについて解説してきました。
さらに容量の大きいmicroSDカードをお求めの場合は、こちらのmicroSDカードがオススメです。
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