Skyfrontのドローン、13時間4分のフライトで世界記録を更新

Skyfrontのドローン、13時間4分のフライトで世界記録を更新

アメリカ合衆国カリフォルニア州に本拠地を置くドローンメーカーSkyfront(スカイフロント)は、同社を代表するドローン「PERIMETER 8」で13時間4分のフライトを成功、世界記録を大きく更新しました。

ドローンの飛行時間の世界記録といえば、スペインのドローンメーカーQuaternium Technologiesが、同社を代表するドローン「HYBRiX 2.1」で10時間14分の記録を樹立していました。今回の記録は、この時間を3時間近く上回るものとなりました。

「PERIMETER 8」は、ガソリンと電気をエネルギーとするハイブリッドドローンです。今回の記録を樹立したフライトでは、カリフォルニア州ニューサウスウェールズを205マイルフライトし、素晴らしい夕日の撮影も行いました。

ちなみに、元世界記録ドローンであった「HYBRiX 2.1」もガソリンと電気をエネルギーとするハイブリッドドローンです。大きなフライト時間を確保するためには、現状では電気エネルギーだけでは不可能なようです。

SkyfrontのCEOであるTroy Mestler(トロイ・メスラー)氏は、次のように述べています。

「補助燃料タンクを搭載したPERIMETER 8は、世界記録を樹立し、カリフォルニアの沿岸にて山脈に沈む太陽を撮影しました。今回のフライトは、公共の安全と商業利用におけるドローンのパラダイムシフトととも言えるでしょう。これだけのフライトが可能であれば、警察署、消防署などは監視や調査、救助のためにヘリコプターに莫大な金額を費やす必要はなくなります。そして、最も重要なのはヘリコプターのように人が乗り込む必要はないことです。命を救うために命を危険にさらす必要がなくなることです。」

出典:Skyfront公式ホームページ

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