空飛ぶ車で中国観光 パッセンジャードローン「EHang 216」の観光飛行成功
中国のドローン会社EHangは、中国東部にある煙台市にて、同社のパッセンジャードローン「EHang 216」を使用して試験的な観光フライトを開始しました。 ※パッセンジャードローンとは、自動で空を飛ぶ車になります。詳しくは、こちらの記事をご […]

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2021年9月21日、イギリスのロンドンに本社を置く通信社Reuters(ロイター)により、カンボジア国立工科大学(NPIC)の学生によって製造された一人乗りドローンの様子が公開されました。
この一人乗りドローンは約20,000ドルという厳しい予算の中で3年かかって製造されました。最終的に、この一人乗りドローンはエアタクシーや高層ビルの消火活動が可能なエアモビリティを目指しており、社会の不便を解消していく目的があるとのことです。
現在のところ、一人乗りドローンは最大132ポンドの人間を乗せて飛ぶことができます。最高高度は13フィートであり、最大飛行距離は0.5マイル強です。バッテリーは最初の約10分間は良好に機能しますが、その後徐々に低下していくとのことです。
搭載されている8つのプロペラの中央には、あまり快適とは思えない椅子が設置されています。また、テスト飛行で登場した学生は、おそらくバイクで使用されるヘルメットや衣装に身を纏っています。
テストパイロットでもあるLonh Vannsith氏は、この一人乗りドローンについて次のように述べています。
「私たちは、エアタクシーや消火活動ができるドローンを製造し、いくつかの社会問題を解消したいと考えています。平均的な消防車が到達できない高層ビルの場合、このドローンが高層であってもホースを運ぶことができます。」
おそらく、一人乗りドローンのコンセプトは、中国のエアモビリティ製造会社EHang Holdings Limited(以下:EHang)の影響を受けています。EHangの製造する「EHang 216」「EHang 216F」は、人乗せての自動飛行による観光飛行や消火活動をすでに成功させています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
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カンボジア国立工科大学の学生によると、今後の目標達成のために更に40,000ドルの資金を調達する必要があるとのことです。今回公開された映像により、資金調達の目処が付き、開発が一層進んでいくかもしれません。