中国の軍事エキスポにて、サメ型の水中ドローン「ROBO-SHARK」公開

中国の軍事エキスポにて、サメ型の水中ドローン「ROBO-SHARK」公開

2021年7月5日、中国指揮統制研究所(the Chinese Institute of Command and Control)が主催する第9回中国指揮統制会議(the 9th China Conference on Command and Control)と第7回中国軍事インテリジェント技術博覧会(the 7th China Military Intelligent Technology Expo)が北京で開催されたました。

会場では、陸、海、空の高度な戦闘用ロボットが展示されました。これらのイベントは、中国軍の軍事開発を加速させ、全フィールドでの戦闘力を強化することが目的となっています。

会場の注目を集めたのが「ROBO-SHARK(ロボ-シャーク)」と呼ばれる、サメの形をした水中ドローンです(以下画像参照)。

北京に拠点を置くBeijing-based Boya Gongdao Robot Technologyが制作中のROBO SEAシリーズのひとつである「ROBO-SHARK」は、本物のサメを模した形状をしており、その全長2.2メートル程度になります。低ノイズ、長時間バッテリー、時速6ノットの速さ、障害物回避機能などを特長としています。

開発中の水中ドローン「ROBO-SHARK」は、水中での近接偵察、捜索や救助、戦場の監視、水中での追跡任務、水路の測量、通信中継など対潜水艦活動だけに止まらないマルチな活動ができる水中ドローンです。なお、「ROBO-SHARK」は中国軍のニーズに応じて開発されており、今後プロジェクトで使用される予定とのことです。

これらイベントは3日間によって開催され、陸、海、空の様々なドローンが公開されました。

出典:ROBO SEA | ROBO-SHARK製品ページ

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