2021年4月13日、フランスのドローンメーカーであるParrot(パロット)は、ドローンの自動飛行ソフトウェアを開発しているイスラエルのソフトウェア会社High Lander(ハイランダー)と提携したことを発表しました。
Parrotを代表するドローン「ANAFI USA」をはじめとするANAFIプラットフォームのドローンは、High Landerの「Mission Control」ソフトウェアを組み合わせることで、使いやすいダッシュボードを通じて、最高のドローン機能、ミッション効率、自動化を楽しめます。パソコンの前に座っている人が、ANAFIのドローンを数百キロ、数千キロ離れた場所から操作できることになります。
Parrotの戦略的パートナーシップのディレクターであるJerome Bouvard(ジェローム・ブーバード)氏は、次のように述べています。
「Parrotは、プロのユーザーに新たな拡張機能を提供するため、継続的に努力しています。変化するニーズに合わせ、ドローン操作を迅速に適応させています。ドローンの自動化とインテリジェンス機能は、当社の製品およびソフトウェア開発の中心です。今回のHigh Landerとの提携は、ドローンの自動化と制御機能を更にステップアップしたものにするでしょう。」
また、High LanderのCEOであるIdo Yahalomi(イド・ヤハロミ)氏は、次のように述べています。
「ドローンの自動飛行ソフトウェアのトッププレイヤーの1社として、Parrotのドローンに関わり、お客様に技術を提供できることを誇りに思います。私たちのソフトウェアであるMission Controlは、現在Parrotを含む主要なドローンメーカーと互換性があり、最高のフライトを提供しています。」
High Landerは、警察や消防などの公的な組織や林業に関する会社など、すでに12のアクティブクライアントを抱えています。このクライアントたちは、ANAFIシリーズのドローンと同社のソフトウェアMission Controlを使用して、通常業務を遂行していくことになります。
出典:Parrot公式ブログ「Parrot and High Lander enhance drone fleet automation」