2021年6月22日、フランスのドローンメーカーParrot（パロット）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に拠点を置くドローンのソフトウェアメーカーAirData UAVとの提携を発表しました。
この提携により、Parrotのドローンアプリ「FreeFlight6」にAirData UAVのプラットフォームが統合しました。Parrotの代表ドローンANAFI（アナフィ）は、ミッション中のフライト情報を自動的にキャプチャ、保存できるようになります。また、フライト映像のライブストリーミングにも対応します。
業務用ドローンのメーカーは、ドローンがミッション中に記録するデータの全てを取得したいと考えています。しかし、当然ですがデータの保存量には限界があります。そのため、多くのドローンメーカーがAirData UAVなどのフリート管理ソフトウェアと提携しています。
これにより、Parrotのドローンアプリ「FreeFlight6」は高度なフリート機能を獲得します。
以下の手順でAirData UAVの機能を使用できます。
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今回の提携に関して、Parrotの戦略的パートナーシップのディレクターであるJerome Bouvard（ジェローム・ブーバード）氏は、次のように述べています。
「ParrotはAirData UAVと提携することにより、ANAFIシリーズのドローンを業務利用している方々にリアルタイムの安全なストリーミング機能と組み合わせた、完全なフライトログ管理技術を提供できるようになりました。今回の提携は、ANAFIのプラットフォームを継続的に強化するという、Parrotの掲げている取り組みの1つになります。」
また、AirData UAVのCEO兼創設者であるEran Steiner（エラン・シュタイナー）氏は、次のように述べています。
「AirData UAVとParrotは一緒にお客様のリスクを軽減し、運用効率を改善、コンプライアンスの要件を満たします。また、追加のハードウェアを必要とせずに、リアルタイムでドローンの映像を簡単にライブストリーミングできるようになります。」
出典：Parrot公式ブログ「Parrot + AirData: Fly with Confidence」
