2023年1月13日、株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区 代表取締役:鈴木 英樹、以下::ツクリエ)が共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「かわさき新産業創造センター(KBIC)」のAIRBICに入居しているTEAD株式会社は、Liberaware株式会社が開発した狭小空間用ドローンIBISによる点検サービスを提供開始しました。
狭小空間用ドローンIBISは人の立ち入りが困難な煙突、配管内部、天井裏、エレベーター内、暗渠、洞道などを飛行し、内部を撮影します。人力では危険や費用、時間の発生を伴う狭小空間の点検が、IBISを用いることで作業の効率化を図ることができます。

従来の煙突内部やボイラー内部の点検業務は足場が必要な場合が多いですが、ドローンを活用することで足場設置の必要がなくなり点検時間を大幅に短縮可能です。
また、ドローンが点検を行うため人体に影響を及ぼす有害物質がある環境下での点検が可能です。人身事故のリスク回避にも繋がる点検サービスです。このように利点の多い点検手法をTEADは普及させようと、点検サービスの提供を開始しました。
点検サービス 6つのポイント
- 安心の国産ドローン。サイバーセキュリティリスクへ対応
- 機体サイズ20㎝。業界最小クラス。直径500mmの空間でも飛行可能
- 足場の設置・撤去が不要。点検時間を大幅に短縮能可能。人が入れない温度でも点検が開始できる(動作可能温度:-5℃~60℃)
- 危険な場所も人が入らずに点検可能。防塵性に優れており、ほこりや塵、アスベストが疑われる場所での飛行が可能
- 動画データの点群化・オルソ化が可能。紙の管理から点検データ管理でDX化へ
- 飛行経験豊富なオペレーターによる作業。電波基地局や鉄塔点検を中心に日本全国3000件以上のインフラ点検業務の経験を活かした安全で確実な作業を提供