電線に絡まったドローンを回収中に男性二人が感電、火傷で病院へ – オーストラリア

電線に絡まったドローンを回収中に男性二人が感電、火傷で病院へ – オーストラリア

2022年1月5日、オーストラリアのビクトリア州にある公園にて、飛行中のドローンが電線に絡まり、回収を試みた2人の40代男性が感電する事件が発生しました。

男性の一人は感電により上半身に重度の火傷を負い、病院へ運ばれました。深刻な状態ではありますが、安定している状態とのことです。もう一人の男性は、下半身に軽度の火傷を負い、病院へ運ばれました。

ビクトリア州のエネルギー機関であるEnergy Safe Victoria(以下:ESV)によると、この地域では、電柱から3メートル以内の場所では、本体重量2kg未満のドローンのフライトは禁止されているとのことです。

ESVのCEOであるLeanne Hughson氏は、次のように述べています。

「ドローンは最近人気のレクリエーション活動の一つとなっています。しかし、ドローンの使用には、それぞれの人々は法律やルールなどを把握し、関連する責任を認識する必要があります。ルールを守らずに飛ばしていると、今回のようにドローンが電線に絡まる可能性もあります。これは非常に危険な行為です。」

危険な作業が伴う場所には、資格を持った技術者の存在があります。もしドローンが電線に絡まった場合、決して自分では回収せず、電力会社に連絡して回収を試みるようにしましょう。

出典:Energy Safe Victoria「ESV pleads with Victorians to keep drones clear of powerlines

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