2021年12月15日のAju Business Dailyのレポートによると、韓国の首都ソウルでは国内最大の「ドローンパーク(UVランド)」の準備が行われています。
「ドローンパーク」は800万ドルのプロジェクトで、400メートルの滑走路と4,000平方メートルのフィールドを備えています。オープンは来年3月を予定しており、場所はソウルから南西へ約68マイルの人気の観光地テアンに設立されます。
「ドローンパーク」では、民間のドローンパイロット、企業、その他様々な来場者が規制のない空間でドローンを飛ばせる予定です。
韓国では、他の国々同様にドローンには厳しい制約が課されています。都市部では安全とプライバシーの観点からドローンのフライトは完全に禁止されており、飛ばせる場所は限られています。
「ドローンパーク」がソウル近郊にできれば、一般の人がドローンを楽しむことも、企業などの技術開発が進む可能性もあります。また、現状都市部などで危険なフライトをしているドローンに飛ばす場所ができ、違法なドローンを減らすことにも繋がります。
テアン市長は、「ドローンパーク」について次のように述べています。
「ドローンパークの設立により、様々な人や企業がここを訪れ、新たな技術や雇用を生み出すことになるでしょう。また、この場所はドローン産業の観光地にもなります。今後、様々なプロジェクトを運営していく予定です。」
出典:Aju Business Daily「S. Korea constructs largest drone theme park in western seaside town」