中EHang、ヨーロッパでのドローンライトショー運営許可証取得

中EHang、ヨーロッパでのドローンライトショー運営許可証取得

2021年12月14日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、オーストリアの民間航空局からオーストリアで最初のドローンの空中メディア許可証を取得したと発表しました。

空中メディア許可証は、ドローンライトショーなどの空中メディアを運用できる許可証です。この許可証は、EHangの空中メディアソリューションが商業的に運用できる技術レベルに到達していることを示しています。

2020年12月31日から適用されるEUの法律2019/947の第13条により、EHangはすべてのEU加盟国にて、ドローンライトショーなどの空中メディアを運用することができます。

今月の初めには、EHangはオーストリアの有名な観光地であるKaiserwinklにて、ドローンライトショーを開催しました。このドローンライトショーでは、約150機のドローンがKaiserwinklの空を彩りました。

ドローンライトショーは東京オリンピックも彩りました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ドローンライトショーは花火と同様に夜空を彩ることができますが、CO2の排出がないために環境的に配慮した点が評価されています。観客は夜空を彩るドローンとライブミュージックを一緒に楽しむことができ、数百メートル離れた場所からでもショーを楽しむことが可能です。最近では企業の広告にも使用されており、EHangのヨーロッパでのドローン活動は加速していくでしょう。

EHangのヨーロッパ支部の最高マーケティングディレクターであるAndreas Perotti氏は、次のように述べています。

「私たちは、ドローンライトショーという新たなエンターテイメントをさまざまな顧客に提供できます。今後、この新たなメディアビジネスモデルがヨーロッパの空を彩るでしょう。」

出典:EHang Holdings Limited「EHang Receives Commercial Operation Permit for Aerial Media in Europe

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