2021年11月29日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、世界的に有名な観光スポットであるインドネシアのバリにて、同社のパッセンジャードローン「EHang 216」を使用した空中観光フライトのデモンストレーションを実施したことを発表しました。
このデモンストレーションは、インドネシアの現地パートナーであるPrestige Corpの子会社であるPrestige AviationとのEHangの協力の下で実施されました。「EHang 216」は、招待されたVIPゲストであるインドネシア国民協議会のBambang Soesatyo(バンバン・ソエサティオ)会長、バリ州観光局長のPutu Astawa(プトゥ・アスタワ)氏、Prestige CorpのCEO兼創設者のRudy Salim(ルディ・サリム)氏の前にて、5分間の自律飛行を行いました。



このデモンストレーションにあたり、インドネシア共和国の民間航空局長は「EHang 216」飛行証明書を発行しました。また、このデモンストレーションにより、「EHang 216」はインドネシア初の無人自律航空機となりました。

インドネシア国民協議会のBambang Soesatyo(バンバン・ソエサティオ)会長は「EHang 216は将来的に私たちのライフスタイルを変えるでしょう。」と述べています。
また、Prestige CorpのCEO兼創設者のRudy Salim(ルディ・サリム)氏は、「EHang 216はインドネシアの空中移動のために効率的で効果的な手頃な手段になるだろう。」と述べています。
加えて、EHangの創設者会長兼CEOであるHu Huazhi(フー・ファージ)氏は、次のように述べています。
「インドネシアの現地パートナーと協力して、東南アジアで最も有望なUAM市場の1つであるインドネシアに、当社のパッセンジャードローンEHang 216を提供できることを嬉しく思います。私たちは有名で信頼できるパートナーとのネットワークを拡大し続けており、これが成功のための重要なステップであると信じています。インドネシアでの長期的な事業開発を楽しみにしています。」
出典:EHang Holdings Limited「EHang 216 Autonomous Aerial Vehicle Completes Debut Flight Demo in Bali, Indonesia」