2021年11月28日、日本初のプロフェッショナルドローンレースチーム「RAIDEN RACING（ライデン レーシング）」は、 世界リーグ「Drone Champions League2021シーズン（以下：DCL21）の「World Championship」、「Woman’s Cup」の両部門にて、世界王者の座を獲得しました。
DCL21のシーズングランドファイナル「DRONE GRAND PRIX GREAT WALL, CHINA」は、 オンライン形式で開催されました。このシーズングランドファイナルは、2018年に現地開催された「中国・万里の長城戦」を「DCL The Game」内でバーチャル都市として再現しました。
「World Championship」では、RAIDEN RACINGのGabriel Barrasso、Vicent Mayans、David Modig、Konstantin Sonnentagの4名が出場しました。「Woman’s Cup」では、Evan Desautelsが出場しました。
グランドファイナルの前節スイス戦では、5年連覇のイギリスチーム「XBlades Racing」相手に50ポイント差を付け、シーズンランク首位に浮上しました。 また、今年からはじまった「Woman’s Cup」では、2位の「XBlades Racing」に100ポイント差を付け、シーズンランク首位をキープしていました。
そして、グランドファイナル直前に行われたDCL21シーズン第5戦目では、予選ラウンドで苦戦する展開でスタートしました。結果、アメリカ合衆国の「Quad Force One」と並び、今シーズン初となるサドンデスに突入しました。
サドンデスではデットヒートが繰り広げられ、結果イギリスの「XBlades Racing」が優勝し、日本の「RAIDEN RACING」に追いつき、シーズン優勝の行方はシーズングランドファイナルにもつれ込みました。
そして迎えたグランドファイナル、日本の「RAIDEN RACING」は予選ラウンドを無敗で勝ち抜き、決勝戦に進出します。一方、追いついてきたイギリスの「XBlades Racing」は予選で3位になり、この時点で「RAIDEN RACING」はシーズンチャンピオンが確定しました。
その後、決勝戦での戦いを制し、DCL21シーズン3度目となる優勝を果たしました。また、「RAIDEN RACING」は予選ラウンドを含めた全7試合を無敗で勝ち抜き、チーム最高無敗記録を樹立、 完全勝利でDCL21の王者となりました。また「Woman’s Cup」では、イギリスの「XBlades Racing」のLuisa Rizzoとの首位争いを制し、シーズンチャンピオンとなりました。
結果、「RAIDEN RACING」はDCL21の「World Championship」、「Woman’s Cup」の両部門にて、世界王者の座を獲得しました。
