エアロセンス、「DOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラム」に参加

エアロセンス、「DOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラム」に参加

2021年11月24日、エアロセンス株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:佐部浩太郎、以下:エアロセンス)は、株式会社NTTドコモ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社⾧:井伊基之、以下:NTTドコモ) による、LTE上空利用プランを活用したドローンの新たなサービス価値の創出を目指す「docomo skyセルラードローン®パートナープログラム」に参加することを発表しました。

この提携により、LTE通信機能を搭載したエアロセンスの機体の販売や新たなサービスの開発についてNTTドコモが支援し、両社の連携を強化します。

今回のプログラム参加は、有人地帯における目視外飛行(レベル4)でのドローンの社会実装を見据えたものです。エアロセンスでは、国産ドローンとしては初(※エアロセンス調べ)となるLTE通信機能を内蔵したドローンを販売しており、このプログラムにより、LTE通信機能が必要な用途へのドローン活用し易くなることが見込まれます。

特に医薬品配送や災害時の遠隔監視といった用途へ活用したい方々へ広くソリューションを提供し、さらにドローンの新たな付加価値の創出につながることが期待されます。

また、エアロセンスはLTE通信機能を搭載したドローンを、24日から東京ビッグサイト青海展示棟で開催される「第7回 国際ドローン展」に出展しています。

「DOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラム」詳細

エアロセンスは、このプログラム参加により、産業・用途別のニーズに応じて最適なドローン機体やサービスを一元的に導入できるパッケージ展開を予定しています。

第一弾として、医薬品配送に特化した「docomo sky医薬品配送パッケージ」と、災害対策として効果的に利用可能な「docomo sky広域災害対策パッケージ」をNTTドコモから提供開始します。

エアロセンスでは、それぞれのパッケージに対し、汎用型回転翼ドローンのエアロボ AS-MC03-LTE、または垂直離着陸型固定翼ドローンのエアロボウイング AS-VT01 を組み込んだ提案を実施します。

NTTドコモからのパッケージの提供方法としては、トライアル型と、自社での運用を行うお客様向けの購入型の2つの方法を用意しており、目的に合わせた選択が可能です。

LTE通信機能搭載ドローンの特長

従来のドローンの通信では、操作端末の通信距離に制限がありましたが、ドローンにLTE通信機能を搭載したドローンでは、通信距離の制約から開放されます。従って、LTE通信基地局を中継して、ドローンはより広範囲での運用が可能となり、操作オペレータはどこにいてもドローンの制御が可能となります。そのため、災害時の広域被害調査や、過疎地での長距離配送、大規模ICT施工といった、近年の社会課題を解決する手段となることが期待されています。

販売しているLTE通信機能搭載ドローン

エアロセンスで販売しているLTE通信機能搭載ドローンは以下の2種類です。

  • 垂直離着陸型固定翼ドローン:エアロボウイング (Aerobo Wing、AS-VT01)
  • 汎用型回転翼ドローン:エアロボ (Aerobo、AS-MC03-LTE)

エアロセンスでは、今後もLTE通信機能搭載のドローンを広く使えるよう開発や提携を進め、それにより有人地帯における目視外飛行(レベル4)での運用によるドローンの社会実装を進めます。そして、様々な社会課題を解決する用途へのドローンソリューションを提供していくとのことです。

出典:エアロセンス株式会社「エアロセンス、「DOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラム」に参加~LTE通信機能搭載ドローンの販売や新サービス開発を、NTT ドコモが支援~

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