ウォルマート、米バージニア州でドローン配達開始!30分で商品が届く

ウォルマート、米バージニア州でドローン配達開始!30分で商品が届く

2021年11月23日、世界最大のスーパーマーケットチェーンであるWalmart(以下:ウォルマート)は、アメリカ合衆国バージニア州を拠点とするドローンのスタートアップ企業DroneUpと提携し、アーカンソー州の北西部でドローン配達サービスを開始したことを発表しました。

ドローン配達サービスは、アーカンソー州のファーミントン、ロジャーズ、ベントンビルの3カ所が対象となっており、ファーミントンではわずか30分で顧客へと商品を届けます。

ドローン配達を受けるには、ウェブサイトに住所を入力して、ドローン配達が可能であるかのチェックを受ける必要があります。このチェックを通ると、ウォルマートの何千点もの商品から注文でき、それをドローンが配達してくれます。

ドローン配達の注文を受けたオペレーターは、特許取得済みのパッケージリリースメカニズムを使用して、商品を梱包し、配達ボックスをドローンに固定します。そして、ドローンが注文先の自宅へと商品を配達してくれます。

ウォルマートは以前から他の地域でもドローン配達の運用をしており、最近ではコカコーラの新製品をドローン配達するPRも行っていました。

ウォルマートはアメリカ合衆国に4,700以上の店舗を持ち、人口の90%以上から10マイル以内にウォルマートがあるという状況です。そして、それら店舗では12万種の最も購入された商品を取り揃えています。

ウォルマートUSの副社長であるTom Ward(トム・ワード)氏は、次のように述べています。

「今年初めにDroneUpに投資したとき、複数の店舗からドローン配達することを想定していました。最初のコンセプトから数ヶ月以内にドローン配達のテストを行い、DroneUpはドローンが迅速かつ安全にできることを示しました。アーカンソー州ファーミントンでは、すでにお客様からの素晴らしいフィードバックをいただいており、今後も場所を追加していくことを楽しみにしています。」

また、DroneUPのCEOであるTom Walker(トム・ウォーカー)氏は、次のように付け加えています。

「ウォルマートとDroneUpは、ドローンによる店舗から消費者への配達を実現し、他の小売業者にはない効率化を実現します。私たちは、ウォルマートがドローン配達を実現する手助けをできることを誇りに思っています。」

出典:Walmart公式ホームページ

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