エアモビリティ活用に向け、EHangとスペインの国家警察が協力

エアモビリティ活用に向け、EHangとスペインの国家警察が協力

2021年10月6日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、スペインの国家警察と協力し、緊急事にAAVを活用するユースケースを調査していくことを発表しました。

また、この発表に合わせて、スペインのマドリードにあるクアトロビエントス飛行場にて、初めてのAVV「EHang216」の公開展示会が開催されました(以下画像参照)。

EHangとスペインの国家警察は、市民の生活の質と安全性を向上させるため、重要な救助活動、監視業務、その他の任務などでのAAVの使用を計画しています。両者はバレンシア工科大学と協力し、飛行試験やユースケースの分析を通じて、より多くの命を救う、安全で効果的なAAVの活用方法を模索していくとのことです。

スペインの国家警察の航空ユニットチームのコミッショナーは、次のように述べています。

「EHangとバレンシア工科大学と協力することで、私たち警察がAAVを最適に活用できる方法を決めていきます。消防面における活動、特別な地域への物資の輸送、その他早急な対処が必要な警察が求められる状況への対応をしていきます。スペインの国家警察は、国際的にもAAVテクノロジーを活用できる先駆者となっていきます。」

また、EHangのSpai支社のCEOであるVictoria Xiang氏は、次のように述べています。

「EHangとスペインの国家警察が協力することは、大変重要です。緊急時におけるAAVの活用は、今後必要になっていくことであり、先立って進めることは有利に働きます。AAVは電気で稼働するため環境にも優しく、持続可能かつ効率的な手段です。EHangとスペインの国家警察は協力して、この最先端テクノロジーを活用、市民と社会に利益をもたらします。」

出典:EHang Holdings Limited「EHang and Spanish National Police Collaborate to Explore AAV Use Cases in Emergency and Security Missions

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