2021年10月1日、Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:徳重 徹、以下:テラドローン)は、世界的なドローン市場調査機関であるDrone Industry Insights(以下:DRONEII)より、9月17日に発表された「ドローンサービス企業 世界ランキング2021」において、産業用ドローンサービス企業として「世界2位」との評価されたことを発表しました。
DRONEIIは、世界400社の中から800以上企業情報を伴うデータベースから企業規模や事業成長、市場シェアや市場の関心度合に基づき評価されています。テラドローンは同ランキングにて、海外拡張戦略と実績が評価されランクインいたしました。(ランキングレポートはこちら )
テラドローンは2021年に入り、積極的に国内外の事業を推進していました。2月にシリーズAでINPEX等から15.1億を資金調達、5月には企業規模拡大に伴うオフィス移転を実施しました。世界でもトップクラスとなる2,000件以上の測量・点検サービスの提供をはじめ、ドローンや空飛ぶクルマが空を飛び交う将来を見据え、大手企業と共同でドローン運航管理システム(UTM)の実証実験を重ねています。測量分野では、従来価格の約3分の1を切る自社開発のドローン搭載型レーザ「Terra Lidar(特許取得済)」の新型モデル「Terra Lidar One」を発売しました。点検分野では、石油メジャーであるシェルの欧州最大規模の製油所における点検や、世界最大手総合科学メーカーBASF、国内はINPEX等とのドローン点検の実施しました。加えて、運航管理(UTM)分野では、欧米各国での国レベルでのUTMの採用や、空飛ぶクルマ事業へ本格参入を行い、JAXAや三井物産等と大阪万博に向けて、実証実験を進めています。
国内外で、ドローンサービス領域だけではなく、ドローンが複数台同時に空を飛び交うフェーズに突入し、社会実装が進む中で、運航管理等安全で効率的な空のインフラの整備を進めています。
以下、テラドローンの昨年から今年における主な実績です(詳細はこちら)。
<1>経営に関するプレスリリース
- テラドローン シリーズAにて総額15.1億円の資金調達を実施
- 4月19日付で渋谷区道玄坂の第一暁ビルにオフィスを移転
- 取締役および執行役員の体制についてのお知らせ
- テラドローン株式会社の社外取締役に深田啓介氏が就任「ドローンが当たり前になる社会を目指して」 事業成長を強化
<2>点検事業に関するプレスリリース
- UTドローンによるタンク点検で、3密回避 世界最大手の窒素肥料メーカー ヤラ・インターナショナルのプラント設備点検を実施
- 世界最大手の総合化学メーカーBASFにUTドローン検査を提供
- テラドローン、食品業界DXを推進。世界有数の食品会社Bungeの食用油タンクに、ドローンによる超音波板厚点検を実施
- テラドローン、出光興産の石油タンクに対しドローンで肉厚測定の実証実験を実施
- Terra Inspectioneering、ロイヤル・ダッチ・シェル社に対し、ドローンで膜厚検査の実証実験
- UTドローンを用いた非破壊検査で大幅なコスト削減を実現。欧州最大規模のシェル・ペルニス製油所の貯蔵タンク内部点検を実施
<3>運航管理事業に関するプレスリリース
- テラドローン、JAL、およびJAXA、 兵庫県養父市にてドローンを用いた物資輸送実証を公開
- テラドローンとエアモビリティ 「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けて業務提携
- テラドローン及び 国際石油開発帝石間における 事業構想「INPEX‐Terra Drone Intelligent Drone構想」について
- Unifly社ベルギーのアントワープ港より運航管理システム運用のパートナーに任命
- 大阪府公募案件採択:空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験〜大阪府におけるエアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業〜
- テラドローン、空飛ぶクルマの事業へ本格参入
- テラドローン、三井物産、三井物産エアロスペースと、空飛ぶクルマ事業に関する業務提携
- テラドローン、天井クレーンの超音波探傷検査向けドローンの機構を開発
<4>測量事業に関するプレスリリース
- ドローン搭載型グリーンレーザー測量の導入が全国で加速
- テラドローン、レーザ測量用「クラウド解析プラン」の利用数が、累計200フライトを突破
- テラドローン、最新型レーザードローン「Terra Lidar One」の発売を開始
- 近年増加する豪雨災害対策として当社UAVグリーンレーザーで河川調査を実施。深さ2.5~3.0mで誤差5cm以内の高精度な河床データ取得に成功
出典:Terra Drone株式会社「Terra Drone、ドローンサービス市場で世界2位」