2021年9月15日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、深セン東部を拠点とするヘリコプター関連サービス会社HELI-EASTERNと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
HELI-EASTERNは、中国民間航空局や深セン市から飛行許可を得ている会社です。この締結により、EHangはHELI-EASTERNの持つ指定空域内でアーバンエアモビリティ(UAM)の運用実験を進め、実装を目指します。

また、この締結を記念してHELI-EASTERNのヘリコプター「Bell 206」とEHangのエアモビリティ「EHang216」が指定空域内でフライトするデモが実演されました(以下画像参照)。

デモ実演はEHangの公式YouTubeにて公開されています。こちらもご覧ください。
HELI-EASTERNの会長であるQi Zhao(チー・チョウ)氏は、次のように述べています。
「中国民間航空局と深セン市から飛行許可を得ている私たちは、今後EHangと協力して、中国政府の発行した輸送ネットワークの計画に沿った航空ロジスティックを作り上げていきます。」
また、EHangの創設者兼会長兼CEOのあるHuazhi Hu(ファージ・フー)氏は、次のように述べています。
「HELI-EASTERNとエアモビリティ運営を目指すことは、私たちにとって重要なマイルストーンです。EHang216を深センに社会実装することは、大変重要な意味を持ちます。HELI-EASTERNと協力し、ソフトウェアとハードウェアの両方のテクノロジーの強みを活かして、エアモビリティの社会実装を目指していきます。」
出典:EHang Holdings Limited「EHang Partners with HELI-EASTERN for Urban Air Mobility Operations in Integrated Airspace in Shenzhen」