仏ドローンメーカーParrot、米国市場に初の4G LTE接続のドローンを提供
2021年8月4日、フランスのドローンメーカーParrot(パロット)は、アメリカ合衆国の通信会社Verizon(ヘライゾン)、ドローンサービス会社Skyward(スカイワード)と提携し、米国市場に初の4G LTE接続でフライトできるドロー […]

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2021年8月17日、アメリカ合衆国の移動体通信の通信技術および半導体の設計開発を行うQualcomm,Inc.(以下:クアルコム)は、5GとAIの2つのテクノロジーを活用する世界初のドローンプラットフォームとリファレンスデザインを発表しました。
「Qualcomm FlightRB5 5Gプラットフォーム」は、QRB5165プロセッサを搭載しており、最新のIoT製品に基づいて構築、超低消費電力で高性能でヘテロジニアスコンピューティングを提供します。このプラットフォームでは、4K HDR動画、2000万画素写真、7カメラの同時実行性を提供できる画期的なカメラ機能に加えて、5Gおよび長距離Wi-Fiなどの6接続をサポート、目視外飛行(BVLOS)の安全性をサポートします。加えて、映像のライブ配信をはじめ、ドローンによる監視業務、災害や緊急時における対応、検査やマッピングなど、さまざまなユースケースをサポートします。
この新たなソリューションは自律型ドローン専用に設計されています。クアルコムは、開発者にとって使いやすいプラットフォームを提供し、箱から出してすぐに使えるプレミアムなドローンが誕生することを目指しています。
クアルコムの事業開発のゼネラルマネージャーであるDev Singh(デブ・シング)氏は、次のように述べています。
「クアルコムの持つ技術は、業界でも最先端をいくものです。今回発表したQualcomm FlightRB5 5Gプラットフォームで業界全体のイノベーションを解き放ち、より小さく、より軽く、より安全なドローンの開発を支援していきます。」
このQualcomm Flight RB5 5Gプラットフォームは、2018年にクアルコムから展開したModalAIによって、4,000ドルの価格で予約注文を受け付けています。なお、初回出荷は2021年の第4四半期を予定しています。
ModalAI | Unleashing 5G with Qualcomm Flight™ RB5 5G Platform
ちなみに、現在フランスのドローンメーカーParrot(パロット)が、4Gで稼働する同社の新たな産業用ドローン「ANAFI Ai」の実運用間近まで来ています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
2021年8月4日、フランスのドローンメーカーParrot(パロット)は、アメリカ合衆国の通信会社Verizon(ヘライゾン)、ドローンサービス会社Skyward(スカイワード)と提携し、米国市場に初の4G LTE接続でフライトできるドロー […]
出典:ModalAI「Unleashing 5G with Qualcomm Flight™ RB5 5G Platform」