2021年5月20日、イギリスのロンドンを拠点を置く都市型エアモビリティ企業であるSkyports、2025年に日本の大阪で開催される大阪・関西万博(正式名称:2025年日本国際博覧会)にて、eVTOLのインフラストラクチャーとサービス開発を支援する企業に選出されたことを発表しました。
eVTOLとは、電気をエネルギーとする人間を輸送するために設計された垂直離着陸が可能な自動飛行型ドローンです。
なお、eVTOLの専門知識を大阪府に提供する企業・組織は全部で5つあり、Skyportsはそのうちの1社になります。
この選出にあたりSkyportsは、2つのイニシアチブに合意しています。1つ目は、大阪府でのインフラストラクチャとドローン配送サービスの開発です。Skyportsはコンプロジェクトの中心的な役割を果たすことが見込まれています。2つ目は、大阪府での高度なエアモビリティ(AAM)サービスを展開するために設立されたプラットフォーム「グリーンテーブル」への参加です。2025年の大阪・関西万博では、他の企業と連携して運用可能なeVTOLを設置することを目指しています。
「グリーンテーブル」は、eVTOLネットワークを実現の要件を検討するフォーラムです。大阪・関西万博では、eVTOLの使用を開始することを共通のマイルストーンに設定して取り組んでいます。
SkyportsのCEOであるDuncan Walker(ダンカン・ウォーカー)氏は、次のように述べています。
Skyportsは、ロジスティクス関連会社であるDelivery by Skyportsにてドローン配送サービスも運営しています。現在このサービスは、ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、オーストラリア、アフリカで活動しています。
出典:Skyports 「Skyports builds momentum as AAM infrastructure provider in Japan」