空飛ぶクルマを使用して、25ドルで人を運ぶことを目指す – 水上飛機 香港航空

空飛ぶクルマを使用して、25ドルで人を運ぶことを目指す – 水上飛機 香港航空

水上飛機 香港航空(Seaplane HongKong)は、25USDという金額でエアモビリティ(空飛ぶクルマ)に人を乗せて運ぶことを目指しています。

この25USDという金額は、今日のライドシェアリングサービスにて、車を呼んで移動する費用に等しい金額です。つまり、車で移動する金額で空飛ぶクルマで移動できることを目標としています。

水上飛機 香港航空は、様々な規制当局の承認を得て、年末までにエアモビリティを稼働しようとしています。現在、同社がどの会社のエアモビリティを使用するかは定かでありますんが、EHang216を採用する可能性は高いでしょう。

中国のエアモビリティ会社EHang Holdings Limitedの代表ドローン「EHang 216」は、すでに人を乗せた観光フライトも成功させています。

エアモビリティを使用することで、香港の中環から観塘やTseung Kwan Oへわずか6分で移動できるようになります。これは通常、車で18分の距離です。時間差は大きくないように見えますが、この時間は今後のフライトでさらに短くなることが予想されます。

水上飛機 香港航空のCEOであるSteven Cheung(スティーブン・チョン)氏は、次のように述べています。

「水上飛機 香港航空は、規制当局の承認を得て、2021年からエアモビリティによる航空輸送サービスを提供する予定です。都市の空でエアモビリティを使用することで、香港中環から観塘やTseung Kwan Oに移動できるようにします。これにより、従来よりも大幅な時間短縮を実現します。今年末までに飛行試験を実施する予定です。最初は安全のために有人パイロットもおき、試験を繰り返して行く予定です。」

この計画を実現させるために、少なくとも1300万ドルの調達が必要になります。水上飛機 香港航空は、投資家や企業パートナーを探して実現に持ち込む予定であるとのことです。

出典:Simple Flying「Seaplane Hong Kong Wants To Ferry Passengers In Drones For $25

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