シンガポールのKelley Aerospaceは、世界初の音速飛行する無人戦闘機のドローン「Arrow(アロー)」を製造、販売しています。
Kelley Aerospaceによると、「Arrow」は900万ドルから1600万ドルで販売しており、すでに「Arrow」は100件を超える予約注文を受けているとのことです。
「Arrow」の最大離陸重量は16,800kgであり、4,800km以上を飛ぶことができます。そしてその速度は、時速2,600kmにも及びます。
ちなみに、現時点でのドローンの最高速度のレコードはNASAが保持しています。NASAのX-43A scramjet flewは、約11,300km、およそマッハ9.6の速度で飛行可能です。
「Arrow」は単機で飛行するだけでなく、複数機で任務を遂行することができます。
Kelley Aerospaceによると、Arrowは監視や偵察といった任務に向いているとのことです。
また、Kelley AerospaceのCEOであるIan Lim(イアン・リム)氏は、UAVの真の特性は速度であり、超音速飛行するUAVはあらゆる距離を克服できると述べています。