2021年2月18日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)テクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、投資家に向けて中国雲浮市に建設中の新たな工場映像を公開しました。この工場の建設はすでに完了しており、稼働は2021年第二期を予定しています。
雲浮市にある工場や施設の面積は24,000平方メートルにあたり、EHangの最新エアモビリティ開発ラインがあり、飛行訓練などができる屋外ポートがあります。
新たな工場では、EHangの主力製品である空飛ぶクルマ「EHang-216」シリーズの生産がされる予定です。当初の年間生産能力は600ユニットを予定していますが、ニーズの高まりにより、増産は可能とのことです。
この発表の背景には、株価の暴落があります。2月16日、EHangの時価総額が半分以下になりました(以下画像参照)。その後、株価の多少の上昇は見られたものの、以前の水準には戻っていません。
今後、Ehangは公開した新たな工場に投資家を招き、見学会を実施する予定です。EHangの目的を正確に投資家に伝え、支持を獲得する狙いです。この見学会は、6月下旬を予定しており、詳細については追って連絡していくとのことです。
出典元:EHang Holdings Limited「EHang Provides Updates on Major Production Facility and Announces Onsite Investors Day」